茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

あっじぃものだね。

なんですかこの熱さは?

庭に打ち水をする。

とうちゃん、熱いものだね。
涼み、、、、、、、、
掛水・打水は嫌なものだね。

こら、逃げるでない。
こっちに来い!!
スバルも洗濯した。
べべ結構な汚れであった、とくに後ろの靴下がねえ・・・・・・
白から黄色に変色、念入りに洗ったものだね。
スバル最後まで堪えて立っていたね。




あっじぃ!


久しぶりに中仕切りを外す。
スバルをタラノ木の木陰に入れてやる。


とうちゃん。
何だ?


木村屋を食べたいものだね。
下のコンビニまで行きたいものだね。
あのな、いくのは構わんが帰りどうやって帰ってくる。
歩けなくなったら困るわ。
もう、1回の見回りは600mが限度となってきた。
また動けなくなって夕立はごめんだぞ。


・・・・・・・・食べたいものだね。
アズキバーを食べたいものだね。
んなものはない!

食べたいものだね。
アズキバー、あれはんまいものだね。
涎が出てくるものだね。
溢れてきたものだね。
寄るな!



バル!
バァ~~ル、いらっしゃい
かあちゃん、なぁ、、、、、、、、、、、、、、!!
そ、それはアズキバーなものだね!
おいら食べたいものだね!!



ほら、おとうちゃんに貰いなさい。
とうちゃん、それはおいらのものだね。
早くよこせ!
早く喰わせろ!!
寄るな!



寄るでない!!
全く、、、、、、、


半分喰われたね、喰い終わったら今度は財務省に強請って、、、、、
結局スバルは1本分喰ったんじゃね。

アズキバーを見ると豹変するスバルであった。

その喧騒を見下ろしていた片足。
餌を強請る。
庭にはスバルが徘徊しているんで餌箱をポストの上に置いてと。
1回分の餌を給餌。
横取りしようと番が来ると財務省が追い払う。
全部のキジバトの面倒みると近所迷惑になるから。
片足だけを可愛がるらしい。
「おいで!」財務省が呼ぶと跳んできた。
嬉しそうに餌を頬張る。
が、今日は餌を喰い終わっても飛び立とうとしない。
餌箱で昼寝を始めた。
ポストの下にスバルが寝ているからね、猫も来れない。
暫らく30分ほど休んでまた残った餌を啄ばむ。
全部平らげて帰っていったそうな。
片足もぶうごんが亡くなってから来出したからもう2年が過ぎた。
あの頃は後に流れたまま動かない右足も憑いていたがいつの間にか無くなっていた。
片足も「おいで!」だけは人間の言葉を理解するんだわ。

おしまい。