タンデムかよ。
今年も稲刈りではなく草刈りのシーズンとなったものだね。
笠間の畑も雑草が繁茂し高さは1mを超えてきた。
こうなると普通に草刈機では刈ってなんかいられない。
雑草の抵抗がものすごく機械に負担が掛かり過ぎる。
まして刈り終えた雑草が邪魔だ。
よってハンマーナイフでチップ化してそのまんま肥料になっていただく。
ちゅうこって、ハンマーナイフを車に積んで畑へと向かうのであった。
車から機械を下ろし草刈開始。
栗畑、4反部を超えるので草刈機でちまちまやっておれんよね。
刈りこみ1cmにセットしてと・・・・・・・・
豪快に刈り込んでいくのであった。
うむ、刈り込んだあとが綺麗だ、雑草が横たわっていないのできれいだ。
2反部を刈り終えた頃であった。
おろ、1速で走らなくなったぞ?
2速はどうだ?
動くけど速度が速すぎで機械への負担が多すぎるな。
車まで戻りクラッチカバーを外す。
ベルト逝ってんじゃん!
切れてはいなかったがベルトの腹部がボロボロに砕けておったそうな。
かれこれ30年近く一度もベルト交歓会催していないんじゃねこれ?
ベルトの交歓会開催するようだな。
しかし、ベルトにはすでにサイズの表示なんぞ消えて存在してはいなかった。
このベルト緩々になっていてドライブ、ドリブンともに接触しない造り。
ローラーを逆反りにしテンションを掛けて動力伝達にする。
よって、ベルトの表側にはテンションローラーが掛かるので文字なんぞ消える。
サイズがわからねえ・・・・・・
どうすっかな・
ん!
そうだオーレックにパーツリストがあったな。
オーレックのサイトにてベルトの品番を探す。
お!
あったがね。
SA26か、メモしてと。
今日は帰るか。
ハンマーナイフを車に積んでと・・・・・・・
コメリだと多分無いな。
疚しい山新に寄ってみっか。
が、山新でもSAは30から上しか在庫がなかった。
ええい!
ベルトだけで200種類を超える在庫であった。
当然SA26の在庫もあったので2本参拝きて帰宅した。
さあて、ベルト交歓会開始だ。
どうすっかな。
たかがベルト交歓会されどベルト交歓会。
普通農業機械は円陣はパラレル、つまりクランク軸が横置きになっていてプーリ交歓やベルト交歓がしやすいようになっている。
しかしこのオーレックは出力軸は縦なんだわ。
縦?
なんでよ??
それはこのBX80の特性にあった。
BX80はロータリ、ハンマーナイフ、枯れ草集配、その他。
色々なオプションが存在し、しかもイージーヒッチシステムで接続機器を簡単に交歓できるシステム。
普通は機器の取り外しにはベルト伝達なのにこいつはヒッチ接続システムなんだわ。
交歓会開催には円陣マウントステー4本、または円陣マウントボルト4本いずれかを外さねばならん。
円陣マウントボルトにすっか。
4本外して前に曳く、あっさりと外れた。
カランコロン、チャリーン?
ん、ボルトとワッシャがクラッチから落ちてきたな。
クラッチ固定ボルトらしい。
締めておく。
2本のベルト交歓会は意外にムズイ。
2速のベルトは一気には張れないので一旦1速に張る。
それから2速へと送り込む。
最後に1速を張る。
おわた!!
円陣取付けだな。
カップリングを嵌めて円陣の出力軸をミッションへ取付け。
直線はこんなもんかな?
カップリングがあるんでゲージは要らんな。
円陣指導。
テンション調整してと、カバーを取り付けてと。
隣の畑を借りて草を刈る。
調子いいんじゃね。
車に積むか。
ハンマーナイフを積み終えて雁首号を下げるために運転席に座る。
円陣指導。
!!!!!!んだこのヒビは?????
結構なヒビが。
こんんなのいつやった??
記憶にねえぞ。
車から降りて表に回る。
???????表はツルツルだぞ。
え!中の傷かよ。
ハンマーナイフ積むとき石を弾いたのかね?
確かに傷は中からであったそうな。
これ報知したら割れるな。
ガラス屋に電話してと。
「毎度ありい。ガラスリペアは2諭吉と1樋口からですね、うちは完璧にこなしますんで」
そ、そんなにすんのかよ。
「ガラス交歓会は10諭吉ですよ旦那、安い揉んでしょうが」
何処が安いんだよ、4回開催したら新品ガラス交歓できんじゃんかよ。
でね、傷は内側なんですけどそれでも料金は同じなもんかね?
「へ、内側の傷? 無理、うちは出来ませんね。さいなら」
出来ないってか。
生姜ねえ、自分でやっか。
ちょうど表にも日々つあっからね。
尼損に注文したわ。
逆傾斜でもレジン注入できる商品をね。
やれやれ、今度はフロントガラスかよ、去年はリアガラスぶち割ったが。
ハンマーナイフ運ぶのに金掛かる雁首号だこと。
やれやれ。