2016.04.18(月)☀!
それは毎度のごとくな行動から始まる。
徘児プルナス婆さん、寝ては起きて何かを食べて水を飲んで寝る。
最後に午後11時半の徘徊を持って就寝・・・・・・・・・・
が、夕べは、朝方の様子がどうもおかしい?
ハァハァハァハァとせわしない呼吸。
呼吸がえらい速い。
静かになったな?と思ったら寝てはいない。
目を開けたまま早い呼吸。
下腹がパンパンに張り詰める一歩手前。
立たせると左脇腹の腫れが認められる。
・・・・・・・・・・・・おかしい?
あれだけ臭くてどうしようもなかった息が、、、、、、、
息の匂いが無くなっている!
こりゃただ事じゃない!
病院だが。
港北ICの夜間救急だと夜間なので午前7時で診療は終了。
どうする?
戸塚に高度医療救急救命センターがあるな。
電話をしてみる。
「只今時間外なので診察料は別途請求となりますが?」
んなことはどうでもえぇわ!
観るのか観ないのか?
「来ていただければ診察します・」
ほんじゃ今から行きますわ!
ちゅうこって用意だ。
あれ?
とうちゃん、今日はまた早いものだね。
おいらの出番かな?
今準備運動しちゃうね。
邪魔だ、退け!
とうちゃん冷たいものだね、おいらを邪険にするものだね。
おいらは、、、、、、
邪魔だっちゅうの!
早いが朝飯喰わせるか。
朝飯を喰わせている間に嘶号を出してと、自慰夢新居号を格納。
プルナス婆さんを車に載せてと、、、、、、
あ、ガスがねえな。
スタンドにて給油したら出発だ。
環状2号線から横浜新道、料金所を通過して矢沢ICを降りる。
国道1号線を右折して約500mで到着。
当直の獣医にこれまでのいきさつを話す。
「看た感じではこの位置に肝臓がありますので膨張して内臓を圧迫、
肺も押されて呼吸が苦しいんでしょうね。とりあえず預かりまして半日検査します。症状及び今後の治療方針も含めて電話をさせていただきます。」
・・・・・・・・・・・・・・・・
容体急変と言うが、、、、、急変過ぎる。
昨日まで何とも無かったのに。
呼吸は咳き込むことはあったが、、、、、、、
ここまで早い呼吸ではなかった。
なにはともあれ、検査結果を待つのみ。
プルナス婆さん、頑張るのだぞ。
そして、病院から電話がある。
「先ほどまで検査をしていましたが、、、、、、、
まずは軽度の貧血ですね。
(これは了承済みだ)
そして、アルカリフォスターゼの値がとんでもなく高いんですよ。
え!3/28の健康診断では480で要注意と言われているんですが?
480、いやいや現時点での数値は960超えています。
(え!、、、何で?阿寒やろ。3週間で此処まで悪化したのか?)
超音波エコーでの診断ですが「肝臓」ではなくて「脾臓」のほうでした。
両隣に位置していますので判別が難しいのです。この脾臓の腫れが尋常ではないですね。あまり言いたくは無いですが何時破裂してもおかしくはない状態です。それに右の肺1/4が萎縮してシコリになっていますのでこれが呼吸困難を起こしているものと思われます。精密な検査は麻酔を掛けてのCT検査になりますが年齢的に非常に難しいかと。ここで体力を奪われてさらに手術をするのは無謀かと思われます。薬学での治療も検討しますが脾臓ですので何とも言えません。当院19:00まで営業していますので帰りに寄っていただき今後の治療方針を決めてください。それではお待ちしています。」
覚悟はしていたが・・・・・・・
脾臓ですか、肝臓でも同じことだが脾臓のほうが重要だべよ。
何時破裂してもおかしくないって、、、、、、見た目でも腫れは解る。
辛い選択になった。
これが10歳以下なら速攻で検査・手術だ。
しかし、プルナス婆さんすでに14歳、人間なら間もなく100歳だ。
この犬種で25kgを超える体型で14歳まで生きられたことがすでに驚異的なのだが・・・・・・・・・・・
麻酔しての検査とさらに手術に耐えるだけの体力などなかろ。
手術するにしても脾臓摘出だけで肺までは手を出せないぞ。
手術成功しても退院できるだけの体力などなかろ。
非常に難しく辛い選択だわ。。。。。。。。。。
ぶうゴンの内出血の時は体力的にも検査など出来なくて何時逝くか解らなかったが今回は原因はほぼ特定は出来た。
プルナス婆さんの場合は、、、、、、、、
余命宣告を受けたようなものだ。
余命何ヶ月なのか?・・・・・これは無理だ。
余命何日なのか?
わからない。