茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

アペリティブ(食前酒)である。

え~~世の中には「これあったら良いのに?」と思うものが結構あったりして。
 
ソーチェンなお話であるが、、、、、、
 
ソーチェンは何種類かに分類されます。
 
まず、通常の横曳き用と縦曳き用ね。
 
次にセミチゼル、チャフマーチゼル、チゼル、ですね。
チャフマーは91VGのカクカク2回ラウンドしたあのチェンです。
 
ほんで、シーケンス。
シーケンスとは何ぞや?
シーケンスとはほれ、あのカッターの並びです。
 
これは、
 
フルカッター : リンク全てにカッターがついている豪勢な仕上げ。
俗に竹斬丸です。普通はこんなもん使っちゃいけません、無駄の極致です。
 
ノーマル : 2ドライブリンクにカッターが一つ、4ドライブリンクで1セット。
 
セミスキップ : ど変態チェン。ノーマルとスキップが合体。10ドライブリンクにカッターが4つを基本。何でこんな変態チェンがあるのか理解できない!
 
スキップ : 3ドライブリンクにカッターが1つ。6ドライブリンクで1セット。
 
12駒でノーマルは6カッターになり、スキップは4カッターになります(ね)。
なので、スキップはノーマルの2/3のカッター数になります。これはなが~~いインチキバーで切断回転を落とさずに切断させるためです。目安としましては28インチキバー以上に使われますが、短いバーで使っても桶ですがちぃと振動が出ます。
イレギュラーなスキップとしまして、ホムセン仕様のチェンソーにも91VJなるスキップがあります。これは小パワーのチェンソーを動かすためには切断抵抗を下げるしか方法が無いためにスキップチェンとなっています。
 
そして、チェンピッチで、
1/4Pとか3/8Pとか325Pとか404Pとか3/4Pとか色々です。
 
ゲージも1.1mm、1.3mm、1.5mm、1.6mm、とまた種類があります。
 
何が言いたいのか?
 
別にお話はありません。
何でこんな話になったのかこちらが聞きたいです。
 
 
 
昨夜からの夜鍋のつまみに91VXLを持ち出してきて、3駒ずつにカットしていく。
 
普通は2駒にカッターが1つ付いています。なので3駒ずつカットしていくとタイストラップかカッターを落としていくことになります。
これを63駒すべて3駒の20個に切り分ける。すると、、、、、
1つ目と2つ目の駒間に右(A)か左(B)のカッター
2つ目と3つ目の駒間に右(C)か左(D)のカッター
の、4種類の駒が出来ます、これをスキップに組むのであった。
そして最後の3駒はカッター付きの2駒XとドライブリンクY1個に分けるのである。
AとBを全部繋げて、CとDを全部繋げる。
A+BとC+Dを残った駒を組んでXとYを組合わせてスキップ・チェン作成終了!
 
 
言葉で言えば9行で済みますが実際に手作業でやっていくと手間が掛かる。
が、これが最速でスキップ加工する方法である。
駒全部バラバラにして組んでいられないのである。
それにタイストラップには進行方向があるのでこれを無視出来ないのである。
 
じゃないと出来ないことである。
 
そして、完成しました。
 
 
 
イメージ 1
 
 
イメージ 2
 
 91JVXL である。
 
そして、これはGZ4000に18インチキバーをつけるときにつかうのです。
GZ4000、たった2.4Hpのくせして18インチキバーなんぞついている。
まあ、純正のソーチェンは91VGですがね。
18インチキバーとは身の程知らずである。
負荷をかけるとすぐにストールするくせに18インチキバーとは身の程知らずである。
よって、ある程度のスピードを維持してカットするためには・・・・・・
①エンジンパワーを上げる。 現行2.4Hpを3.0Hpくらいまで。
(これは無理な御話である)
ソーチェンのカッターを減らす。18インチキで31カッターを21カッターにする。
スキップチェンのメリット切断抵抗を下げればエンジンの負荷が下がる
→エンジン回転が落ちない。 これなら可能である!  ってことなんですわ。
 
スキップ・チェンとは?
A)小パワーエンジンで普通に使う為に工夫されたチェン。
B)なが~~いバーを使うにあたり切断抵抗を下げる為に工夫されたチェン。
の2通りです。
でも、Aにおいてもっと排気量のある機器で使用しても何ら問題はありません。
さらに切れ味が増します。
 
何か話がぐちゃぐちゃ支離滅裂になりましたが・・・・・
早い話がスキップ・チェンが大好きなのである。
 
 
この91VXL-S、日本に一つ、いや世界に1つかも?
オレゴンよ販売しちくりぃ。。。。
 
はぁ~~ちかれた、手が痛いわ。。。。。。