茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

11月23日である。

今日も寝起きに血圧を測る。
収縮108拡張68脈拍64・・・・・・う~~む低すぎである。
昨日は138-86-74であったのに何故にこうも変動する?
 
さて、本日は勤労感謝の日であるが。
重い起せば・・・・・・
あれは1999のころであった。
掌と足裏に突然現れた発疹、やがてそれは膿胞となり瘡蓋となって剥がれ落ちる。
発疹なのに膿胞なのに痛みはまったくない!
されど、同じ場所に瘡蓋が何度も出現すると新しい皮膚が薄くなり痛みを伴うようになってくる。
そこで近所の大病院の皮膚科に行く。
担当は女医さんであった。
女医さん皮膚科が専門なのになぜか首筋のアトピーが凄かった!
(え!皮膚科の担当医なのにすんごいアトピーでこの先生大丈夫か???)
患部の数箇所の皮を剥され顕微鏡検査である。
「診察の結果ですが水虫ではありません、これは掌蹠膿疱症です。」
しょうせきのうほうしょう?って何ですか?
掌蹠膿疱症は金属アレルギーによる発疹で・・・・何チャラかんチャラ・・・です。」
で、治療法は?
「まず何がアレルギーの原因なのかを突き止めなくてはいけません。それと皮膚の荒れを治す為にステロイド軟膏を処方しますね」
こうして掌蹠膿疱症の治療が始まったのである。
そして背中に何か違和感を覚え、女医さんに診察してもらうと・・・・
「粉瘤ですね、簡単に言いますと脂肪の塊です。このままにしておいてかなり拡大してから除去したほうがいいですね。」
そういえば叔父さんもなっていたか。
しかし、とある日粉瘤の先端が出血してしまったのである。
出血といっても皮膚の表面だけ、あとは脂肪がウニュウニュと・・・・出てくる!
「う~~ん、このままですと化膿しますので手術で取りますか!」
ちなみに会社の同僚は水戸さまのご近所に発生し痔と間違われたとか。
しかも、こやつは筋肉を押しのけて発達するため脂肪を除去しても縫合出来ない。
筋肉が盛り上がってくるまで脱脂綿を詰め込んで・・・・・
次第に脱脂綿の量をへらしていくのであった。つまり脱脂綿交換には麻酔なしなのである。。。。。痛そう。
 
そういった訳でございまして11月18日ごろ入院して手術、ついでに金属アレルギーのパッチテストもついでに受ける。
手術後に歩いて動いてしまい傷口に血が溜まり女医さんが抜糸して情け無用に揉みしだかれて悶絶したのもこのときである。
「ブルーベリージャムみたいね!」
ブルーベリーじゃねえだろ!麻酔くらいできねえのか!!
パッチテストは3日間も貼り付け獄門である。まあ、風呂に入れないんで別にどうでもいいことでしたが・・・・・・・
 
「パッチテストの結果が出ました。50種類しましたが殆ど陽性反応が出まして・・・
金・プラチナ・ニッケル・パラジウム、この4種におきましてはかなり強い反応です。陰性反応は鉄・銀・チタンだけですね。
なので、今回の金属アレルギーの原因は虫歯の治療に使われた金属中に含有するパラジウムだと思われます。粉瘤のほうは筋肉から脂肪の蓄積でしたので良性と認めます、これがリンパ節からですと悪性(癌)でした。」
がぁ~~~~ん! な話である。
殆どの人に陽性反応を持たない金・プラチナ・パラジウムが原因だとは。。。。
ほんで入院中の晩御飯に
「本日は勤労感謝の日です・・・・・・・に感謝して・・・お召し上がりください。」
と一文が添えられておった。
それだけが思い出となって残っておる。
 
退院してから、速攻で歯医者へ行き従来の治療で使われた金属すべて剥し造りなおして治療・・・・・・・
これで一時は収まったんですが。。。。。。
脳血管治療にプラチナが使われ、、、、今また掌蹠膿疱症を発症。
しかもかってない激症状に歩くのも難儀するほどである。
 
と、あれから12年が過ぎて、チタンもアレルギー反応の仲間になってしまった。
残るは、鉄と銀だけである。
セラミックもアルミナですので駄目なのであった、うう~~~む。。。
そんな勤労感謝の日の思い出である。