茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

性懲りも無く自然薯

本日もコンビを連れて山へ、途中相方Oさんの住む街へ

ヒュ~~ン、ヒャン!「此処はOさんちだわ!」 by:プルゴン
Oさんを目ざとく見つけたコンビ・・・
ワン!ヒャオン!ウォンウォン!喧しい、おいおい車がひっくり返るよ!
「だってえ、嬉しいんだもの、そうだよ嬉しいんだよ」 by:コンビ





てな訳で、Oさんを乗せて常磐道を下り一路山を目指すのであった。
途中のコンビニで弁当を・・・・あらま!一個も無い。
あるのは巻寿司と納豆巻・・・しょうがないねえ!
山に着いて腹ごしらえ、コンビにも朝ご飯
プルゴンは早速食べているのだがブーゴンは?
「父ちゃん、納豆巻美味そうだね?食べたいな?頂戴!」 byブーゴン
涎を垂らして・・・・・お前そんな事していると?
「今日はいつもの倍ご飯があるわぁ~幸せ~」 byプルゴン
ブーゴンの分まで全部たいらげてしまった!
結局ブーゴン、納豆巻4つで朝ご飯終わり。



自然薯堀の支度をして藪を目指す、7年ぶりの現場。
本日は自然薯堀棒は役に立ちませんのでテコ棒、筍堀鍬、鉈、鎌、鋸で武装(笑)
朝ホームセンターでテコ棒安かったので買ってきた、バクマ製で1.2m ¥1800
それと自作の突き棒、先端はトラックの板バネですのでコンクリートも掘れるのだ!

コンビ・・・血気にはやる、今日は猪さんと遭遇するかもね。



林道から藪に向かおうとしたら・・・・・げっ!田圃に水が!
氷が張っているから大丈夫か?
と、思ったらコンビ・・・田圃を目指し一目散だす。
ヒャッホウ、田圃田圃田圃だぁ~~~~ヌタ場だぁ~~~
氷をバキバキ割りながら・・・ブーゴン、頭から田圃に突っ込み転がりヌタを打つ。
見る見る間にデロデロ、プルゴンも氷をバキバキ割りながら駆け回ってデロデロ状態!
(どうすんだよぉ、今日はタオルも簡易シャワーも持ってきて無いぞ)
「父ちゃん誰かここでヌタ打ってやがる!」 byブーゴン
それは猪だよ!
「猪・・・喰えるの?」 by ブーゴン
野生の豚と思えばいいさ、でもお前には捕まえる事は出来んぞ。
何しろ手強いからなお前達では相手にならん、アルヘンティーノなら別だが。
いやいや、それより氷の張る田圃で遊ぶお前らの神経が理解出来ん。


諦めですな、此処に来たのは7年前ですコンビはいなかったので今日のことは予想していなかった。
ドロンコ遊びしているコンビを尻目に篠藪に分け入り自然薯の蔓を探す、痛っ!野茨が強敵
田圃を挟んで谷の両面が藪になっている、人の手が入っていないので篠が繁茂して中々進めない。
山の斜面の藪、下は水成岩の岩盤と粘土・・・・手ごわいのだ。
強敵は猪、掘り易いのであたり一面掘り返した跡が見受けられる。
「父ちゃん、これ凄いね!何が掘ったの?」: by:ブーゴン
猪さ!これくらいの事は朝飯前、へたすると山を崩してしまうぞ。
「ふ~ん、よ~く匂いを嗅いでおこうっと」: by ぶーごん
自然薯の花を探して・・・・めっけ!
此処は斜面ですので掘るのが楽チン、テコ棒だけで済む、しかし油断大敵。
下が岩盤なので真直ぐ伸びていない、砕けた岩の間を数本に分かれていたり無茶苦茶曲がりくねっている
のだ。
砕けた石を採るのにテコ棒で抉るのを間違えると自然薯をグシャっと潰してしまう。
デカイ!まずまずの物を掘っていると・・・・ガサガサ下から
「いやあ楽しかった、父ちゃんも遊ぶ?」 by:ブーゴン
無視・・・・・
「父ちゃん!」 by:ブーゴン
何だよ?
「えへへ父ちゃん!」by:ブーゴン
こっちへ来るな!
「冷たいな父ちゃん、あのねえ・・・」 by:ブーゴン
うわっ止めろこっちに来るな~~~~
「えへへ・・・・」by:ブーゴン
冷てぇ~うわぁ~~デロデロの体を寄せてくる、冷たい!
あ~あ両足のズボンが~~~ドロ臭い、冷たい!
「父ちゃん相手してくれないから・・・・」by:ブーゴン
露に濡れるは、ドロを付けられるは・・・・・トホホ。



Oさんは?
見つけてあげた自然薯を一心不乱に掘っている。
側で観ているプルゴン
「あたしも手伝うね、ちょっとどいて」・・・・パキッ!
あっ、こらぁ~
ほりあげている途中の自然薯を前足で折り・・・咥えて・・・・・シャクシャク喰っている!
「掘りたては美味しいわね、早くもっと掘ってよ」:byプルゴン
「何てこったい・・・・大物なのに・・・・」:byOさん


いやはや、コンビには・・・・・・
山の斜面を駆け下りたり登ったり・・・自然薯の蔓を全部飛ばして・・・・
いつのまにか獣道が出来ていた!この滑る粘土の上をまあ・・・・・

こりゃあ本数を掘れんワイ・・・・


午後2時まで掘って都合6本、まだ時間はあるのだが

「寒い!父ちゃん帰ろう・・・寒い!寒いよう!」 by:コンビ
それ見たことか!
氷の張る田圃で泥遊びすれば身体も冷えるわい!まったく。
あまり五月蠅いので帰ることに、まだ自然薯沢山あるのに・・・・・
さて、帰るぞ!
下まで降りると田圃!またドロ浴びをされちゃあかなわん。
このまま斜面を上がり山を一つ越えて行きますか。
あら、デカイ倒木が・・・・・
ブーゴンすかさず辺りを見渡しささっと迂回作戦!
プルゴン前足を掛けて「ヒャン!(お尻を押して!)」
コンビこうも違います、ブーゴンは急がば回れ!プルゴンは何としても乗り越え!
観ていると面白いです。