茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

ベアリング打ち換え

本来なら那須塩原で薪ストーブにあたりながら修理するはずだったのに

共立SRMB345(草刈機)の部品とクラッチドラムハウジングを横浜まで持ち帰ってきた。
農機具屋さんが
「シャフト側のクリップを外せばドラムシャフトが抜けます、その後大きなクリップを外せばベアリング
 が2個外せます。僕も2台ほど修理しました。この機械は造りがいいので勿体無いですよ。」
との事



まずは汚れを綺麗にしてと・・・・
どれどれ・・・・え~この奥のクリップを外すの?工具が使えないんじゃあ?
う~ん、狭いし暗いし手元が見えにくいし、しかも奥まっている。
外すのに悪戦悪戦苦闘・・・・ラジオペンチで思いっきりひろげてと・・・・
結局クリップを外すのに1時間も掛かってしまった。

しか~しコンなのは序の口だったのはゆうまでもない。

クリップを外してドラムシャフトを抜こうとしても全然動かない!
むなしく回転するのみ(しかもガタは感じられるか感じられない位まだ使えそうな?)
もしかして圧入?・・・これって打ち込んであるの?・・・・・だ。

プーラーも無いし・・・・止めようかな、でも部品は返品出来ないし・・・・
ハウジングアッセンブリで¥16000するし、やっぱ修理しようっと
プーラー代替え品は?鉄パイプがベスト!しかし手持ちで合うサイズなど無い!
そこで代用品は?え~と、あった!ソケット・・・19~22しかなかろう・・・・
スプラインシャフトにソケットを差し込んでハンマーで叩く!
すると徐々に抜けてきた、コトン・・・・・はあ~抜けた~~~~~

今度はドラム側の泥を拭うとベアリングを固定している大きなクリップピンが出てきた!
此方はスペースも十分あるので簡単に取り外せた(楽勝!)。
問題のベアリングは頑として取れない・・・・え~これも打ち込んであるの?
またまたベアリングに合う大きなソケットを取り出してきてハンマーで叩く叩くひたすら・・・・
徐々に徐々にベアリングが出てきた。プーラーが欲しいのう。

ここまでは取り外し、今度は取り付け・・・・気が重くなるわい。
ベアリングにグリスをたっぷり塗りたくり向かい合わせでハウジングに叩き込むのだ!
此方はベース側なのでソケットを当てて思いっきりガンガンと・・・・すんなり入ったぞ~
クリップを取り付けてお次はドラムシャフト圧入、此方もハンマーで圧入するしか方法はない。
なんとか取り付け出来ました・・・・都合2時間やれやれ・・・・
プーラーが欲しいのう!新○イ○なんてピストンもプーラーがないと外せませんからねえ・・・
しかしSRMB345さすが林業プロ仕様品、部品代も高いが造りも流石にプロ仕様、
ベアリングの大きさに脱帽です。
でも、まだ新しいのにベアリングが劣化したのは何故?2シーズンも使用していないのに?
ピストンなんかまだキラキラしていますがな?

組み付け後試運転でベアリングのガタが無くなったのを確認してと
やれやれ終わった、次は何をいじろうかいの。

ハスク・・・トルクチューンか?
ハイコンプ、ポート拡大及び研磨だ・・・