茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

1月3日

本日は年末に備え薪用の木の切り出し(笑)なんたって年末用ですよ新年なのにねえ
所有者に承諾を得ている倒木の切り出しですが
新年早々チェンソーを使う訳にもいかず、日本古来の鋸を使いまして(笑)
木挽き用の尺1寸(33cm目立て済み)を使って尺サイズの桜を切り出す事にする
鋸も昔は黄紙を使っていたのに今は白紙粘りと切れが違うようで・・・あ!青紙は駄目です、硬すぎる
ヤフオクで白紙2号製の鋸をお安くゲット(目立て代の方が・・・)

早々に雑木林に入り目指すは桜の倒木、何せ根元から斜めに傾いて隣の木に45度寄りかかっているのを伐るわけですから大変です。
倒す方向は決まっていますからいいのですが何処をどうゆうふうに伐るか?が問題、隣の木に登り倒木の中間点の左右から切り出す事にした、上下方向は切れませんから・・・・
巧く左右をあわせ軽く蹴りを入れるとコクンと伐れ上部がどさっと落下!
枝打ちしながらかかえて手前に引きずり出し5尺くらいにカットしていく
後は根元のほう・・・・とりあえず上側7分目を鋸引きしていき楔をいれて後は下側を・・・
切り落としたら抱えて寄りかかっているのを引きずりおろす
そしてまた5尺に切り出す・・・・都合8本で終了!

チェンソーなら桜の木一本くらいあっけないのに鋸だと30分も掛かってしまった!
さて運び出すぞ~小屋まで距離にして150M、重さ50kg?・・・往復8回
小屋まで運んだら細いのは242で玉伐り・・・斧で割り・・・積み重ね・・・・終了
久しぶりの肉体労働を満喫したもののやはり機械を使った方が楽ですね。


*********************************************************************************************

鋼の種類

通常は SK、白紙、青紙、青スーパー、等が刃物に使用されています

青su・・・・・青スーパー、セミステンレス鋼 最も硬度が高い(そりゃあタングステン含有だもの)
青紙・・・・・・・・セミステンレス鋼

和鋼

玉鋼・・・・・・・・たたら製鉄による日本古来の純度の高い鋼、日本刀が有名
白紙1号、2号・・・玉鋼に次ぐ鋼
黄紙・・・・・・・・白紙より純度の劣る鋼、SKよりは上位、主に鑿鋸等に使用
SK・・・・・・・・一般の工具向け鋼、刃物には4号5号が主に使用される
その他いろいろありますが・・・・・

やはり管理人は白紙1号が好きですね
甘切れで切れが長持ちするのが特徴、青紙は切れ味が長続きしない気がします
新潟のとある鍛冶屋さんが鍛えた鉈はもう絶品!
某鍛冶屋さんは青紙を使った刃物は造らない、何故?
それは“白紙のほうが良い鋼だから、鍛え方焼きの入れ方が難しいため腕が悪いと駄作になる、青紙はそれなりに作れる”との事でした・・・・・納得納得!