茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

ゼノアG620AVS

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先日ネットで仕入れた(RedMAX)ゼノアG620AVS,パーツ取りにと思ったんですが手元に届いてみるとまだまだ使えそう?コンプも有るしパーツにヒビも入っていない、唯一本体クランクケースに腐食が・・・マグネシウム合金ぽい腐食
アルミ合金のはずじゃあ?
62ccの排気量とデコンプ無しの為引く力がいるのが気に入っているし何より結構大きな木を切れるのがいい、大は小を兼ねます。パワーはたしか5.4PSだったと思う。


出品者が「エンジンはキャブに直接ガソリンを入れると掛かります」との事なのでガソリンを注射器でキャブにいれリコイルを引くと・・・・
タンタンタンと凄まじい音、でも直ぐに止まってしまう。やっぱりキャブのオーバーホールが必要ね。


早速カバーをはぐり(凄い木屑)エアクリーナーを取りその他を取外しキャブを取外し分解してみると
なんじゃこりゃあ!ダイヤフラムは木屑で埋まっているじゃないの。ダイヤフラムを外しニードルを見てみると!固着している。キャブクリーナーを吹いておいて慎重に竹へらでゴミを取除きながらニードル周辺を良く見てからニードルを抜こうとラジオペンチでくびれをつまみ左右に廻すと・・・
ポキッ!!!え!!!頭が折れた~~~~~
さあ大変どうやってニードルを抜こうか・・・・

しばし考案・・・メーカーに出すか何とかするか・・・・結論は・・・・・
ニードルの穴径3mmくらい、2.6mmの新品ドリル刃で抉って掘り取る事にした。最初にセンターを出しキャブを傷つけぬよう慎重に手で90度ひねり掘り進む、掘り進む。気長に慎重に抉ること30分ようやくニードルが取れました。丁寧に残骸ゴミを取除き新品のダイヤフラムを取り付けてリペア完了!
また組み付けてガソリンを入れリコイルを引くと・・・・
言葉では簡単ですが62ccもあると引く力が結構大変です。普通は右足でスロットルハンドル下部を踏付け左手でハンドルを掴みリコイルを引くんですが当方は右手でハンドルを掴み左手でリコイルを引きます。そうしないとまともにリコイルが引けない!でもデコンプは好きじゃないのでこの重さがいい!

数回リコイルをひくとエンジンが掛かりました、しかし排気音が凄い!
あっ、マフラーのパッキンが無いんだっけ。
スロットルを引くと回転、伸びとも快調でハスクに似た回転音。これでこのチェンソーもまだまだ使えそうです

とゆうわけで部品屋さんから耐熱のガスケットシートを手に入れ型を取り大まかに切り抜きあとは部品に合わせて丁寧に加工、手を抜くと吹け上がりに影響します
とくにQポート加工していますのでこの部分は特に丁寧に・・・
排気ポートを見るとカーボンとスラッジの蓄積がそれ程目立たない・・・
多分使用期間は短かったかも、キャブが詰まったからそのままだったのでは?

単純な構造だからこそ日頃の整備が大事ですね、心がけ一つで好調子を維持できますからこのチェンソーおそらく一度も掃除してもらって無いかもね。