茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

ミヤマイラクサ

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またまた性懲りもなく新潟十日町

本日の狙いは ニオサクとイラクサ、おまけでゼンマイ

イラクサ 東北地方では “アイコ”なる人名の愛称を持つ

深山の沢、ガレ場、杉林の縁を好んで繁殖し群落をつくることも
同属のカラムシに似ているがカラムシには刺が無い、折口の臭いで判断出来ます
なによりカラムシは人家近くの土手に繁茂します、山間部には繁殖しません
(昔はカラムシから繊維を採り織物に使ったとか!)
全身にヒスタミンを含むガラス質の刺で武装、“美味しいものには刺がある”を実践しています。
(アレルギーの元凶ヒスタミンですよ!、でも湯通しすると溶けてしまいます)
刺が身体に刺さるとむず痒い、苛つく痛さです
(だから苛草なんですねえ)
人の抗体により痛さと時間は様々です、かつて傷みが1週間、跡が消えるのに3ヶ月も・・・
(管理人は抗体が出来るのに3年もかかりました、今では素手で掴めます)
採取には最低でも軍手、ゴム手袋か皮手袋が必需品ですよ

美味しいのに誰も採らないので取り放題、写真位のヤツの根元を指でつまみ左右にこじると
根元からポロッと取れます、もちろん全部採らないで間引くように
(来年もお世話になるんですからね)

え!料理法
味噌汁ならジャガイモと一緒に(相性抜群です!)
おひたし、いためもの、等
管理人のおすすめは 佃煮 です
さっと湯通しして葉をもぎ(捨てない事)皮を剥いでポキポキと
鍋に材料を入れたら①めん汁か②醤油、味醂、砂糖、 で味付けして
箸でかき混ぜながら煮汁が無くなるまで煮切ります(汁があると保存が利かない)


モミジガサも結構採れたしウドも
下流の残雪が融けた後からミヤマイラクサが・・・・
葉が開き始める直前が採り頃ですな、本日も気合を入れて頑張りましょう

その後は魚沼スカイラインコシアブラなんぞ・・・・
大沢から登って目指した現場には残雪が・・・2年前と同じような風景!
開ききった物や芽吹き前など様々なコシアブラが点在している
ブーゴンを遊ばせながら木によじ登り腰籠に半分ほど収穫
しかし、芽を全部摘んだり切り倒す方が多いのう・・・一時的には収穫があれども翌年以降は?
残った切り株も生存競争に負けて木が枯れてしまうのにねえ
そこまでして食べたいのか?分別ある大人でしょうが、困った方々ですねえ
他人の山だからどうでもいいのか?
自分の山だったらどうするの?

本日も結構な収穫があったので帰りがけにヤマト運輸で実家に発送
後は湯沢でもう一つ散策
「疲れた、もう駄目~休む~」とむずがるブーゴンを無理やり連れ出して(笑)
お前修行が足りない!ケリアは1日動いていたぞ
「だってケリアは猟犬でしょ!おいらは馬車犬だから藪こぎが嫌なの!」 byブーゴン

ここでもイラクサ、ウド、アザミ、フキ、を収穫
新緑から若葉に変わっていく山々を眺めながら三国峠を下る

本日の収穫は
イラクサ :30Lの袋2つ
ニオサク :30Lの袋1つ(月曜日の皮剥きが大変だ)
アザミ  :30Lの袋1つ(    同上     ) 
ウド   :20本くらい
モミジガサ:30L袋半分
コシアブラ:30L袋半分
ゴマナ  :ふたつかみほど
その他  :アカコゴミ、ゼンマイ、ミズブキ、 

月夜野から関越自動車道に乗って・・・Oh! 花園~練馬 断続渋滞!
圏央道多摩ニュータウン経由で帰ろうっと!