のどやけ
10月も去りてはや11月。
11月も半ばだ。
今年は久しぶりにのどやけでも採りに逝くべかの。
そうと決まったら支度だ。
ゴム長くつに剣鉈、腰籠。
ほんじゃ出かけるか。
向かうは茨城最北端。
標高1000m足らずの低い山なれど何故か白樺とブナの自然林がある八溝山。
悠長に車を転がして山頂まで舗装された林道を上がる。
富士山が見えるかも?
ちょと霞が多く富士山は見えなかった。
当然スカイツリーも見えなんだ。
さて、通行止めの林道に入る。
路肩に車を止めて支度をする。
ケリアを放牧させてと、ほんじゃまあ逝くべかの。
のどやけは倒れたばかりの倒木には生えない。
ある程度腐って苔蒸した湿った倒木じゃないと生えない。
しかしまあ、寿命で倒れたブナの数々。
一抱え以上もあるブナが寿命を終えて倒れまくっている。
結構な急斜面をひいこら登る。
この辺がいいかも。
お!でておるわい。
結構なのどやけが出ておったわい。
刃物で切り取ってと。
腰籠一つ採って帰るとするか。
しかし、20cmを超える松肌のおおいこと。
松肌=ヤシオツツジ。
ぶっといのが乱立しとるわ。