茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

238 ③

42の部品を238に組んで見ましたが
共通していない部品が多々見受けられた、共有部品は80%くらいか?

まず、

シリンダ :
排気量が42は42cc、238は38ccと違いますが掃気はクローズドポートです。
ピッチとストロークは同じですが238はクランクのコンロッドが何故か短いそうで
取付けは不可との事!

キャブレタ : 
お互いウォルブロHDAと同じキャブレタ搭載、ビッグ・キャブですな
HDAは35cc~60ccが守備範囲です
しかしフィルタベースの形状が全く違う、当然フィルタも違うのであった
しかも取付けスクリュは238が通しの5mm、42は4mmを5φのパイプが被っているタイプ
(これは42は吸気ポートが大きくなったので取付け強度的に4mmになったかと)
42のフィルタベースの穴を少し削りこれで238にフィルタベースを取付け出来ます
ダイヤフラム類と燃料ホースは交換済みでしたのでそのまま使用

スロットルロッド :
このシリーズの欠陥設計箇所ですが最後迄変更なしでした、結構磨耗していますが何とか使用出来そう

イグニションコイル :
このシリーズはイグニッションが2分割タイプです、片方が故障すると・・・・・
両方故障すると部品代が高くつきますよ! 
これは交換しなくても大丈夫、42のほうが怪しいし

スターターアッセンブリ : 
此方は共通、ポン付け出来ます

クラッチ : 
此方も共通、旧型の2分割タイプです、ただこのタイプは外すのに専用レンチしか使えないのがネック

クラッチ・カバー : 
かな~~り古いタイプでメタル製のハンドガードが付くタイプ、なので余っている42用のを付ける

マフラー : 
取付けピッチも狭く大きさも一回り小さいのでそのまま
240・340・344と同じマフラーの様子

シリンダシュラウド : 
シリンダが少々小さいのとマフラーが小さいのでそれに併せて前方を絞り
小さくなっているのだが少々見映えが悪い、この時期のデザインですが・・・う~~む!
そこで隙間が開いちゃうのだがNAOさんからもらった
シュラウドを付けるのであった(NAOさんお役にたちましたぞ)

燃料タンク : 
可もなく不可もなし、セフティロックも壊れていないのでこのまま
一度洗浄しましょね、残っている古い燃料ほど危ないものはない

クランクケース本体 : 
これがねえ、シュラウド取付け穴がバカになってきているので
早めにヘリコイルかイリコイルで修理だな

フュエル・キャップ : 
ハスクの欠陥設計部品ですね、Oリングが磨耗して直ぐガソリンが漏れてくる
もう片方のキャップも同じ欠陥設計部品でトラブルが出てくる
Oリングのみ入手出来ますがこれが中々の値段、新品のキャップ買えちゃいますがな
燃料が漏れると車内に手軽に置けない、煙草が吸えないのであった
357あたりでキャップから漏れないようにOリングが改良されている
なんちゃって357キャップをつけるのも勿体無いので在庫品から探して取りつけじゃ

オイル・キャップ : 
此方も経年劣化でシールが延びすぎてちゃんと締まらない、在庫品を探してと・・・
その前に中を灯油で洗浄だな、あまりにも汚なさ過ぎるゴミも沈んでいるし

チェン・キャッチャ : 
買うとバカバカしいので自作品、要は鉄より柔かい物質なら良いわけですのでアルミパイプや
ナイロールパイプで作成しましょ

ハンドル : 
これは例の継接ぎハンドル、此処まで流れてきたか・・・(爆) 

とりあえず使用出来る状態になったのであった
エンジン調整も終わったので後は指定の12インチ・ローラーノーズ・バー・・・・
???12インチ・ローラーなんて日本では入手不可じゃ!
12インチ・ハードノーズ + 95VPで我慢じゃ
(希望は10インチなんですがね、25APのリムがあるので25AP・10インチってのも)


いつもいつも思うんですが・・・・・
325Pのスプロケット・バー、10インチや12インチって無いんですかねぇ・・・・・
13インチだとちょっと微妙な長さだし