茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

2016.04.29(金)のプルナスさん。

起床:さて、起きるか!

午前4時半なものだね。
まずはプルナスさんの徘徊から始める。
の前にお通じ対策だべ、朝ごはんで芋団子を喰わせてと・・・・・・
ほんじゃ徘徊だべよ。
軽く、ささぁ~~~~っとトイレも済ませて車に乗せる。
プルナスさん、時間と車に乗車でどこへ行くのか理解。
そのままお休み体制。

ほんで、スバルの見回りに出る。
いつものごとくのコースを見回りて帰宅。
戻ったら朝飯を喰わせてと、、、、、、、



さ、出発だ!

刻は午前5時半、ちょと遅いかな?

三ツ沢から首都高速に乗る。
すでに結構な交通量だな、、、、、、、
横羽線湾岸線~木場線~向島線と走り三郷線に入った。
東北道は浦和~久喜、宇都宮~矢板で早々と渋滞。

常磐道はまだ大丈夫だな、、、、、、、

と、安堵するのは早い。

流山関所開設らしい、こりゃはよう通過せにゃ!

三郷料金所手前でアホが2台停車して交通の流れを阻害しとるわ。

ここを通過すれば大丈夫だべ、あとは守谷SAまで我慢だな。
守谷も通過したら軽快に流れる。
そろそろプルナスさんのトイレタイムだがいつもの千代田PAに停車できるのか?
千代田PAは満車だな、停める場所がねえぞ!
トラックの駐車スペースまですべて乗用車で埋め尽くされていたそうな。
美野里PAにすっか。
美野里PAはかろうじて停車出来た。
さて、プルナスさんのトイレである。
始めておとずれたPAなのでおっかなびっくり!
それでも放水押された。
来訪記念スタンプを押されると申すが手で受け止める。

さ、出発だべよ。

さらに快適に走る、途中ちょと渋滞もあったが難なく通過。

今日は中で下車、ほんで④様邸にお邪魔。

蜜罰の文法らしいんでね。
小2時間ほど遊んで祭りへと向かう。
R349を常陸太田に向けて北上、それから祭りに入る。
おっ、そうじゃ、この道だと親族の家の前を通るな寄ってみんべかの。
親戚の家に立ち寄り葬儀のお礼も兼ねて挨拶。
プルナスさんもにこやかに挨拶された。

実家へ到着。

な、何をやっとんだ?

部屋中荷物をぶちまけて整理整頓真っ最中だべ。

こりゃプルナスさんの座る場所が無いな。

ちょと山へ行ってみっか。

と、自宅の川向かいの山へと向かうのであった。
雨で流されてガタガタだった砂利道は近年舗装された。
走り良くなると同時に通行量も増えるのは世の道理。
あら!いつもの林道は一般車通行規制かいね。
プルナスさん馴染みの場所で山の湧き水も飲ませて沢で水遊びさせたかったが仕方がない。
別なほうの山へ行ってみる。
間伐終えた檜林の林道際に車を停めてと、木陰で涼しい。
蕨はどうだべか?
袋も持たず手袋だけして藪入り。
誰か入った跡だが、なんだこの歩き方は?
ちゃんと歩けよ。
取り残しが凄まじい!
篠藪の中を覗くとクロワラビが乱立状態。
こうなるとスイッチが入るものだね。
徹底的に藪に入り、、、、、、、
抱えて歩けないので場所場所にまとめておいてさらに藪の中。
気がついたらとんでもない量目を採っていたらしい。
一抱えあるな、どうやって持って帰るんだよ?
入れ物(籠)も袋も持ってきてねえぞ。
しゃあねえな、、、こいつで、、、、、、、
カラハナ(野生のホップだべし)でくくって運ぶ。
いやあ、、、、こんなに採ってどうすんだか?
おひたしだな。
プルナスさん寝たきりで涼んでいたが・・・・・・・
あたしも歩くんだわん。
ここは去年も歩いたんだわん。
ほうけぇ、んじゃほれ。
よっこらしょ!
抱っこして地面に降ろすと、、、、、、
歩いた、自分で自力でトイレも済ませた。
山の空気はうまいんだわん!
懐かしい場所なんだわん!!

プルナスさんがヨチヨチの頃から訪れているんでかれこれ14年になるものだね。
でも、これが最後だ。
もう来ることは無い。
心して歩いて来い!
プルナスさん、よろけながらも確かな足取りで歩いた。

木漏れ日の 体に映る 文様の
                瞼に残す この立ち姿

新緑の木漏れ日の差す林道にて10分ほどの散歩であったが自力で歩き、山の匂いを感じ満足したように歩く。
最後まで自力で歩いて折り返して戻ってきたそうな。

疲れたようである。

また車に乗せての帰り道、従姉妹の経営する店に寄る。
今年に入って従姉妹の旦那も逝去した。
お袋の葬儀のお礼も兼ねて挨拶に伺う。
ここでも人気者のプルナスさん詣で御満悦。
人気者で誰からも愛されたプルナスさんだからね、最後の姿を見せてあげねば、、、、、、、、、

しかし、プルナスさん疲れたようである。

茄子へ寄ってから横浜はもう無理だな。
このまま横浜へと帰ることにする。
あらかたの片付けの終えた実家に寄って少し休憩して。
プルナスさんにご飯と水を飲ませてと、、、、、、、、
近所の神社まで抱っこして参道を歩かせてと。
気持ちを察したプルナスさん、名残惜しげに徘徊した。
かつては実家に来るたびに此処だけは来たがった場所である。
嬉しそうに一歩一歩確実に自力で歩いていた。
自力で帰るだけの体力も無くなったようである。
だよな、今日は結構頑張って歩いたからな。
ほれ、抱っこしてしんぜよう。
さ、帰るべかの。
プルナスさんはもう来ることも無いであろうこの家。
お袋の斎壇に線香上げてお参りして帰ってきた。