茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

2014.10.25.茄子へ、、、、、

それは土曜日午前中のことであった。
例によってホムセンで缶詰・オヤツを買い込む。
その他食品を上のスーパーにて参拝す。
戻ってきた。
 
茄子に向けて出立の準備をしていたそうな。
 
 
 
悪戯っ子Subaru、目ざとくやってきた。
 
 
 
父ちゃん、父ちゃんてば!
何やってんのさ?
見りゃわかるだろ。
これから出かける用意をしているのだよ。
 
 
出かけるって・・・・・・・
車で行くの?
何処に行くのさ?
あ、茄子だよ、茄子。
 
 
 
 
 
遠いの?
ま、車で3時間ってとこだな。
 
 
 
 
 
え、そんなに車に乗るの?
おいらも行っていいの?
当たり前だろ、留守番なんか嫌だろ。
そうだ、ちょっと車に乗ってみるか。
 
 
 
 
うん!乗る乗る! 
車のサイドドアを開ける。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さ、ほれ乗った乗った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
どうした?
 
ピョンって飛んでだな乗るだよ。
・・・・・・・はやく乗せてよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
早く。
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・・・早くって、、、、、
 
 
 
 
 
 
ピョンして乗ればいいだけのことだろ。
乗ったことないからわかんないもん。
 
 
 
 
 
 
 
わからないもんって、、、、
 
車に乗ったこと無いのか?
 
 
車の乗り方わからんのけ?
うん、わからない(キッパリ!)
 
 
 
 
 
 
解らないって、、、、、
飛び乗ればいいこったろが。
だから、乗り方が解らないんだよ。
今まで見たことはあっても乗ったことないもん!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
だから、ピョン!と飛び乗ればいいだけのことだろ?
出来ないんだよ!
 
 
 
 
 
 
 
で、出来ない?
んじゃ前足を此処に掛けてだな。
掛けたな、よっこ、、、、、、
ガァ~~~~~、
 
 
ウゥゥゥ~~~~~
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いきなり噛み付くな!
 
危ねえじゃねか!!
ガァ~~~~~、
ウゥゥゥゥゥ~~~~~
 
 
 
 
唸ったって乗れんぞ。
ほれ乗れ。
ガァ~~~~
 
 
がぁ~~~じゃねえだろ、乗れ。
 
 
 
 
 
いやはや、、、、、、唸るだけで飛び乗ろうとはせん。
前足を掛けたまま唸る。
 
 
 
 
 
 
 
隙をみて後ろ足を掴んで持ち上げてと、中に放り込む。
 
やあ、うれしいね。
ようやく乗れたよ。
ご苦労様。
早く出かけるよ。
 
 
・・・・・・・・出かけるよ。じゃねえだろ。
   
 
 
 
 
 
 
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ま、すったもんだして車に乗せた。
で、出かける。
 
首都高速常磐道・水戸北下車~R123~R118で大子。
知り合いのところにお邪魔してそれから茄子へ向かう。
時間は午後5時、横浜をでてすでに4時間が経った。
Subaru爆弾が破裂しやしないか心配である。
夕闇迫る黄昏時茄子へと峠を越える。
車中のスバル落ち着きがなかった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なかった、、、、、良い展開を予想したあなた、あなたはえらい!
 
 
かなり落ち着きがない。。。。。。。。
ピィ~~ピィ~~~煩い。
 
トイレか?
降ろすのは簡単だが乗せるのが大変だぞ。。。。。
 
 
 
んな事を考えていたら・・・・・・
 
 
 
 
芳しい、懐かしい、かつて嗅いだことのあるにほひ。
 
もわぁ~~~~~~っと、車内にですね
 
「かほり」が漂う・・・・・・・・
 
 
 
 
こ、このかほりは、、、、、、、もしかしなくてもウンPか?
 
 
 
 
すでに日は暮れて車内は暗い。
財務省スバルの足元を懐中電灯で照らす。
照らした先に「んちゃ~~~~」っと居座る物体。
 
それをスバル踏んだのね。
阿鼻叫喚手前の世界だね、ウン。
道路わきに停めて速攻で回収に入る。
ウンPはマットの上にバスタオルを数枚敷いてあったのでマットにまでは被害は及ばなかった。
とりあえずスバルを降ろし足に水を掛ける。
此処からが問題だ。
何せ体を拭かせないどころか触らせない、唸って噛み付く。
足に水を掛けたら道路際の草むらを歩かせる。
暫く歩かせてと・・・・・・・こんなもんか!
今度はどうやって乗せる?
すでに発狂寸前の暴れ犬とかしたね、ウン。
車の反対側からリードを引いて首を振れないようにして後ろ足を掴んで持ち上げる。
乗ったら乗ったで今度は興奮しているんでリードを外すのが大変。
あと片付け済ませたら出発!
 
缶詰とドッグフードを買い込むために途中のホムセンに立ち寄る。
念の為財務省は留守番。
スバル、吾輩が消えた先を凝視して動かなかったそうな。
買い物も終えて別宅に行くだけである。
茄子に着いたのは午後7時であった。
家屋内に入れる前にスバルを放水させてから入れる。
飯喰って一休み。
さあて寝る時間だズラよ。
寝る前に表に出した瞬間に逃げた!
道路に向かってスタコラ逃げる。。。。。。
バァ~~~ル、戻れ!
ヴァァ~~~ルこっちへ来い!!
真っ暗闇の中徘徊しているのか?
暗闇から姿を現したとおもったらまた反対方向へ消える。
バル!バァ~~~ル!!
数回呼んだら戻ってきた。
 
父ちゃん、、、、、、
何だ?
 
星が、夜空が綺麗だねえ。。。。。。。
おいら、星を眺めていたよ。
そうか、見たこと無いのか。
綺麗だろ、ひときわ輝くあれが北極星だ。
 
光っているね。
戻るぞ。
こうして夜は更けていくのであった。