ぶうごん艶女医？の巻
話は前後するのであるが。
ぶうごん土曜日も漏水はすれど自分で排尿出来なかった。
裏の空き地を徘徊させて何度かトライさせたが無理であった。
しかし手を添えてやると排尿する・・・・・・・・
ふ～～～む、行ってみっか。
行く前の身支度である。
ぶうごんヨレヨレな恰好であったので艶女医するからにはそれなりの身支度をさせてあげないと可哀そうである。
特にちぃ～～～こ臭はまずいであろうて。
よって、丹念に下半身を拭きあげる。後ろ足と腹周りを丹念に拭きあげるのであった。こんなもんか？これでよかっぺぉ。
さ、出かけるか。。。。。。。。
雨が降り出したが雨脚はそれほどでもない、幸いにして病院脇の駐車場が空いていた。
此処に停められるか１５０ｍ先の駐車場に停めるかでは雲泥の差である。
良かった良かった、、、、やれやれ。
ぶうごんを下すと律儀に書画から始める。
ってぇ、、、、、自分で排尿出来るじゃねえか！
待合室は午後６時とあって３名ほど、受付を済ませてベンチに十分座れるので抱っこであった。
周囲の方々の目線が・・・・・・・
あら、今時ダルちゃんてのは珍しいわね。しかもかなりオーバーサイズで抱っこされて・・・・・・・・・・
父ちゃん、、、、、、
何だ？
おいら、、、、恥ずかしい。
何がだ？
だってさぁ、、、、
床にお座りならわかるけどさあ、
抱っこされるってのは。。。。。
別に良いじゃねえか。嫌か？いつも抱っこせがむだろうが。
時と場合によるよ、なにもここで抱っこしなくても。
みんな笑っているじゃんか。
我慢しろ、他人は他人。お前はお前だ。我慢しろ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ぶうごん抱っこされること４０分あまり、ようやっとお呼びが掛かる。
父ちゃん、、、、、
何だ？
おいらあんな若い姐ちゃんじゃあ嫌だ、
おいら専属の」先生にしてもらってよ！
いつもの先生は奥で検査やっとるな、今日はこの若い姐ちゃんで我慢しておけ。
・・・・・・・・・いつもの先生が、、、、、
だから、奥で検査やっとるだろ！
・・・・・・・・・・・・・・帰る！
帰るじゃなくて診察だ、ホレ！
動こうとしないんで抱っこだね、いつもの診察台はパスして奥の特別診察台。
こんにちは、（カルテ見ながら）ボブ君かな？よろしくね。
まずは体重測定から始めますね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・２４．１０ｋｇ。。。。。。。。。。。。。
う～～～ん、先日と比較して１ｋｇ減りましたね、体調のほうは？
おいら、元気だよ。ただ、、、、、
ただ、どうしたんですか？
ちぃ～～こが出ないんだよね。
ちぃ～～こが出ないって尿道閉塞？それとも結石かな？
ちぃが～～～～～う、自分で排尿出来ないのさ。
日々漏水すれども排尿出来ないのさ。
日々漏水って、、、、、、どのくらいなの？
結構な漏水だね、
朝昼晩シーツ４枚交換してもらっているよ。
それじゃあ膀胱に溜まらないでしょ、、、、、、
ちょっと失礼ね。
ふ～～～む、膀胱には尿が溜まっていないわね。
この腹巻外していいかしら？
外した瞬間排尿、、、、、、、結構な量である。
ほら、自分で出せるじゃないの！
これは漏水だね漏水。
漏水であろうが排尿であろうがちゃんと出せるでしょ。
でもちょっと匂いが、、、、、、甘い匂いですね、濁りもあるし、粘るかも。
膀胱内にまた細菌繁殖したのかしら？
あとは院長先生の判断に任せますね。
お、またお前さんか？
膀胱の具合はどうだ？
細菌がまた繁殖したらしいな、
今日も注射と薬を出しておくぞ。
注射２本接種されて解放。
が、ぶうごんが待合室にはいる場所がなかったので車に格納。
会計は２諭吉から薬代のみの支払いで１．５諭吉であった。
財布に秋風が吹き始めたかも。
