茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

ぶうごん援助医す、の巻

それはここ3日で現われたるものであった。  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ぶうごんの右脇の下から右脇腹にかけて発症したボコボコな箇所。
 
手で撫でても明らかに硬い。。。。。。。
 
試しに毛を引っ張るとゆうよりも毟れる、するとボコっと剥がれる、剥がれる。。。。。。
それは10ミリから20ミリに及ぶ禿が出現することとなった。
患部はほのかに青臭い→化膿しとるってことだ。
目には見えないが明らかに毛胞部が化膿しとるなこれは。
こらあかんよ。
 
とゆうわけでございまして
早々に散歩を終え朝ごはんを喰わせて支度するのであった。
 
お出かけセットを見たぶうごん、、、、、、、
 
父ちゃん、おいらも行く!
はよせぇ!今日も援助医だ。
え、艶女!おいらの先生予約したの?
行く!行くよ!!
さっと立ち上がり颯爽と歩き、、、、、、
さ、行ってみよう!艶女医、艶女医。
・・・・・・・・・・・・お前この元気はどこから出てくるのだ?
ぶうごん車内でも気がそぞろ、、、、、座ることなく立っておった。
元気じゃねえか。
 
さて、病院は9時開院、刻は8時40分。
普通なら病院脇の駐車場に2台止められる・・・・・・・・・
が、2台とも埋まっておるわい。
ここが一番近い駐車場、あとは150mほど歩いた駐車場だが結構通行量があるのであった。
しゃあないの、150m先の駐車場だがぶうごん歩けるのか?
こちらはガラガラ、好きな場所に止めて用意しとると、、、、、
父ちゃん早くしてよ!
おいら先生に逢いたいんだから、はやくしてよ!
ええい、うるさいやつだ。
パンツを脱がしてノーパンで歩かせる。
時折マーキングをまじえながらもわき見することなくスタコラ歩く、信号もちゃんと待って横断歩道もスタコラ歩くんだわこれが、、、、、、、、
いったいどうしたことだ?何かあったのか?
父ちゃん早く中に入ろうよ。
ちょっと待て、腹巻でパッドを固定せんとな漏水したらみんなの迷惑になるんでな、今巻くで。
 
すでに先客は5名、それでもベンチに座れる。
ぶう、万歳抱っこだが良いか?
へ、嫌だよ恥ずかしいもん。
 
ぶうごんを足元に座らせて時間を待つ。
 
とうちゃん
何だ?
 
先生ネットで指名したんでしょ?
いいや、しとらんぞ。だいたい指名なんぞ出来るか。
 
えぇ~~~~指名出来ないの?
じゃあ、今日の先生は誰よ?
そんなの知るか。
 
帰る!おいら帰るもんね。
こ、こらちょっと待てぇ、ここまできて何で帰るのだ。
お前の病気を診てもらいにきとるのだぞ、艶女医しに来とる訳じゃないのだぞ。
ほれ、ミーティングしとるが先生おるぞ。
 
あ!本当だ。おいら待つよ、待つ。
・・・・・・・・・・・・・・・能天気なやっちゃの。
 
 
 
○○ボブ君、○○ボブ君はいるかな?
こちらの奥の診察台にどうぞ 。
見れば今まで会ったこともない若手な兄ちゃんが呼ぶのであった。
と、父ちゃんの嘘つき!
おいらは帰る!
 
ま、ま、当たり外れの外れだがせっかく来たんだし、研修医だから最後まで見てもらっている最中にだな替わることもありえるぞ。
本当?
期待していいの?
 
ああ、いいとも。
じゃあ、おいら行くね。 早く抱っこしてよ。
 
ほいきた、よっこらしょ!
奥の診察台にのる。
 
それではまず体重から行きますね、、、、、25.54kgと。
先週よりも300g減りましたね。
体温は38.5度、、、、平熱ですね。
で、今日はどうなされました?
今日はですね、右脇下から右脇腹全般にですねこのよううな物が出来ましてですね引くと毛がごっそり抜けるんですよ、ほれ。
たちまち10ミリほどの禿出現。
患部も青臭い臭いなんですよ。
 
これは膿皮症ですね、皮膚病の1種でこの時期に掛かりやすい病気です。
患部痒がってかきむしるんで悪化しやすいんですが、、、、、、、
幸いこの子にはかきむしるまでの体力がないんですよ。
だから一切掻き毟らない、ここだって起き上がるのに激しく動かすんで擦れて皮膚がこうなっても一切舐めたりしませんから。
ですね、我慢強いのか?動かせないのか?解りにくいですね。
ではちょっとお待ちを。
 
 
 
 
お待たせしました。
私がボブ君を診るのは初めてかな、よろしくね。
ぶうごん期待の女医に替わるも・・・・・・・熟女医さんであった。
あてが外れたぶうごん。
もう、帰る!とばかり暴れる。
ままま、そう暴れんとだなまた先生が替わるかもしれんだろ。
最後まで期待してみるのもいいかもよ。
治療方法としては薬用シャンプーと抗生物質の投与になりますがいかがなさいますか?
薬用?ノルバサンならありますが。
それじゃあ薬出しておきますね。
シャンプーは薄めたのを皮膚にかけてしばらくおいてからタオルで拭き取るようにしてくださいね。
体がおおきいんで介護が大変でしょうが頑張ってくださいね。
手に負えなくなったら当院で入院看護も出来ますので。
出来ますのでって年末は薬殺勧めておいてこんどは介護入院だとぉ!
まったく先生によってこうも見解がちがうってのもねえ・・・・・・
そして注射であるが、何故かぶうごんお気に入りの女医さんが来て注射であった。
ボブ君しばらくぶりだわね。元気にしていたかな。
きょうは先生が注射しますよ。
されるがままのぶうごん、なぜにこうも態度が違うのだ?
いい、ちょっと我慢して、、、、、、、はい終了。
 
と、父ちゃん。。。。。。。
なんだ?
おいら満足したね。今日はもう帰ろうよ。
来週もおいらの先生だと良いんだけど・・・・・
うむ、明日は明日の風が吹いてだなだれも予想できなんだ。
来週のことはわからん。
 
帰宅して軽く患部をシャワー、薬用シャンプーにて洗い乾かす。
乾いたら抗生物質塗ってと。。。。。。。
また介護が増えましたとさ。