マウントスロット変換アダプタ
最初に、これは標準的な使用方法から逸脱した行為です。
違法行為ではありませんが正規の使用方法から逸脱した行為です。
あくまでも自己責任にて加工してください。
加工途中および使用中による破損・事故につきましては当方は一切の責任を負いません。
あくまでも自己責任での加工でお願いします。
チェンソーは各メーカーによりガイドバーが違います。
大まかに分類しますと。
もっとも一番出回っているバーです。
スチール中型機種用のＤ０２５マウント。
ほぼ唯我独尊的なスチール専用のバーです。
マッカラー・共立・ゼノア等大型機種用のＤ１７６マウント。
そしてパイオニア・旧ヨンザレッド等大型機種用のＤ０２４マウント、これはあまり出回っていません。
他にスチール大型用のＤ０３３がありますが。。。。。。
それぞれ専用のガイドバーとなっています。
何処が違う？
一言で済ませると「マウントスロットの巾が違うだけ」です。
しかし、世の中には天邪鬼がいましてね上記のバーを何とか取り付けしたいと考えるものです。でも普通に考えても取り付けは不可能です。
でも、よぉ～～～～～く見てください。
マウントスロット外見の形はほぼ同じでマウントスロットだけが違うだけです。
マウントスロットとは？
バーと平行して前後に空いたスロットです。
ここを改造すれば・・・・・・・使えるでしょ！
Ｄ０２５／Ｄ０２４／Ｄ００９をＤ１７６に取り付けは可能です。
Ｄ０２５／Ｄ０２４をＤ００９に取り付けは可能です。
マウントスロットの巾を狭めるだけですので。。。。。。。
その逆は大幅な加工を要すのでやめましょう！！
さて、今回はですね、、、、、
①Ｄ１７６（ゼノア・共立・マッカラー）にＤ００９（ハスク・新ダイワ）バーをつける方法です。
Ｄ１７６のボルトは８ｍｍです、Ｄ００９は９ｍｍです。
その差１ｍｍ・・・・・・・・
９．５φ０．５Ｔのパイプを用意します、台所の水切り等に使われているステンレスパイプが丁度使えます。これを巾５ｍｍ以下に切り揃えます。このカラーを９ｍｍボルトに差し込めば・・・・・・Ｄ００９バーがＤ１７６マウントで使えます。オイルホール等は修正なしで使えます。
巾５ｍｍ以下、、、、、、カラーですのでバーの厚みを越えてはいけません。
よって５ｍｍとします。
このやり方を基準としましてさらなるカスタマイズですね。
②Ｄ１７６にＤ０２５（スチール中型機種）バーをつける方法です。
①にＤ０２５→Ｄ０２５スロット変換アダプタをつければそれで終わりです。
これだけでＤ０２５バーがＤ１７６マウントで使用できます。
え！スロット変換アダプタの入手ですか？
ふ～～む、日本で売っているかな？ＧＯＯＤ ＷＯＯＤＳさんで売っていなければＵＳＡから個人輸入ですね、だいたい＄５（ＧＢ）～＄１２（キャノン）。これに送料が掛かりますね。
それか自作する。
Ｄ０２５は１２．３ｍｍ、、、、、、
Ｄ１７６は８ｍｍ、、、、、、、
その差は４．３ｍｍ、、、、、、、、０．３ｍｍは無視出来ますので
２Ｔの真鍮板またはステン板を用意します、これまたお約束の巾５ｍｍに切り出したら前後のマウントボルトにブリッジ（両渡し）して巻き付けます。
これでお終い。
言葉では簡単ですがねステンレス板は固い、おまけに曲げた瞬間に硬化しますのでやり直しは難しいです。
巾５ｍｍで長く切り出ししたらまず８ｍｍボルトに撒きつけます、１８０度で綺麗に曲がったらですねこいつをバイスグリップで咥えて固定します。次に反対側をじんわり曲げていきましょうね。
両ボルトが１２ｍｍになればいいだけのことです途中や中間の巾は１２．３ｍｍ以下であればどうでもいいのです。あきまでもマウントボルトの上下が１２ｍｍあればいいのです。
これでスチール中型機種のガイドバーがゼノアや共立のチェンソーで使えます。
番外編
スチール中型機種のマウントボルトは９ｍｍボルトに１２．３ｍｍのツバつきのボルトを表からねじ込んであります。
このツバがマウントになっているだけなのです。
ツバ付き、、、、、、、、そうなんですよ、このツバを９ｍｍに切削すればいいだけのことです。
外して切削するか、はたまた本体につけたままサンダーでダイナミックにけずるかは各自のお好みで。
元に戻すには新しいボルトと交換すればいいだけのことですから。
スチールのマウントボルトをハスクに使えないかって？
それは無理、ハスクは内側からはめ込み式ですから無理です。
以上、異常なカスタマイズでした。
