茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

6月2日のBOB、新潟紀行だべし。

え~~~5月に続いてですね性懲りも無く新潟へ行ってまいりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
途中省略。
 
 
かなり省略して関越道六日町ICを降りてまずはコンビニで食料調達。
コンビニから山を登ること10数分、スノーシェッド脇の空地に入る。
ここで朝飯喰ったら最初に冷却材として残雪を取って来る。
ぶうごんを降ろしてちょっと遊ばせる、速攻でウンPだね。
ちぃ~~こも済ませる。
あとは歩けないので車で待機だね、ちょっと寒いので毛布に包まってもらう。
さ、移動すっか!
 
 
 
・・・・・・・・・何か匂うな?
御萩?
 
さっき出したばかりだろ?
まさか?
 
毛布を剥ぐと立ち込める御萩のかほり。。。。。。。。
やったな!
 
父ちゃんおなか冷えちゃったね。
冷えちゃったねじゃねえだろうが!
さっき出したばかりだろ。
また飯喰ったら速攻で排泄か?
だってさ、お腹ひえちゃったんだもん。
冷えたってそんなにデリケートな腹か、まったく。
動くなよ。動くなよ、横になれ。
潰すでないぞ、潰すなよ、動くでない。
 
先ほどオムツ交換したばかりじゃねえかよ・・・・・・・・
オムツは大丈夫だな、中に入れたシーツがカレールウに・・・・・・
塗れておったそうな、2枚交換すべかの。
やれやれ、、、、、、、まったくお前は!
オムツ脱がせたら吸水シーツの上に座らせておく。
手際よく体を拭き上げる。
石鹸と耐油グローブもって沢に洗濯だよ。
また拭き上げる、また洗濯。
これを数回繰り返す。
仕上げに持ってきたお湯でタオルを絞って拭き上げる。
耐油性もゴム手袋もってきて良かったよ。
やれやれ、、、、、、、、、
終了!
 
ここで100mほど移動して沢に降りる場所のパーキングに停める。
さ、支度すんぞ。
長靴と背負籠と刃物だけだから簡素だね。
いつものポイントへ向かう、、、、、、、、、
路岸工事が始まり機材と機械であふれまくっている土手を下るのであった。
変わり果てた景色がそこに広がっていた。
至る所土砂崩れが起きていた、止めた場所のすぐ先は・・・・・
垂直に50mほどの崖になっておった。
至る所崩れていた。
下流の沢はブルで均されていたよ。
沢を渡って反対側に上がるも、、、、どこから上がるのだ?
3年振りに来たのは良いけど、ここまで様変わりするか?
土手とゆう土手が殆ど無い、すべて流されている。
これ流されるって相当水が出ないと流れないぞ。
さて、対岸をあがるにも何処からあがるのだ?
こちらが上がる側をぷるごんが邪魔をして上がってくる。
こらこら、あぶねえじゃねえか!!
で、現場はちょっとどころか大幅に時期が過ぎた現場。
コゴミがこれでもか!と鬱蒼と茂っておった。
ミヤマイラクサは完全に葉を拡げておったそうな。
イラクサはねえ、、、、茂ると怖いのよ。
葉っぱや枝にガラス質の棘を持つ、藪こぎでこの棘が腿などに刺さると・・・・・
ヒィ~~~ヒィ~~~な世界に浸れる。
痛いんだなこれが、病み付きにはならんけんど痛い!
いたる所崖が崩れてはいるが残った崖でシドケがそれなりに採れた。
ここのシドケは赤ではなく青、しかも鉛筆サイズと太い。
誰も採らないんで太いのを見繕ってと。。。。。。。
残雪がようやく融けた箇所にイラクサが・・・・・・・最重要品種である。
出来るだけ探すのじゃ!
しかし、沢はブルで均されて歩きやすいが何もない、下流まで下がったが何も無い。あの豊かな山菜は何処へいってしまったのだ?
残った山菜はすべて万歳していた。 
青コゴミ、赤コゴミ、油コゴミ、、、、すべて万歳三唱!
ミヤマメシダも、、、、、、万歳三唱!!
 
ミヤマイラクサ、本命であったが時期遅れ。
ミズ、、、まだ小さい。
山蕗、もう採れますね。
その他、時期遅れなので狙いは土砂を被った残雪が融けたばかりの沢。
ここならまだイラクサが狙える。ようやっと一掴み採れた!
これ、佃煮にすると絶品なんだな。
やれやれ。。。。。
最後の沢から上によじ登ろうとしたら、、、、、崖が崩れて絶壁となっていた。
その高さ6mほど、どうやっても上れないね、諦めだね。
来た道を戻る。
望みを掛けた上もすべて万歳三唱していた。 
もうすべて駄目ですね、完全に大きくなりすぎ。
ワラビがとれる土手は無くなっておった。ウドも同様。。。。。。。
あの豊かな山菜は何処へ行ってしまったのだ?
残っているのは青・赤コゴミだけ、独活も消えた。
誰も採らないニヲサクの新芽を一抱え採取してと・・・・・・・
ニヲサク、こいつはアクが強烈なので年末じゃないとアクが抜けない。
よって正月の煮物用として採取。
 
 
 
 
ほんで、あとは帰るばかりだね。このまま戻るのもシャクなんで十日町スカイラインで帰るのだ。
十日町スカイライン: 国道253号線と国道353号線を結ぶ山の尾根道を走るちょっと狭くアップダウンのある尾根道です。尾根道ゆえ左右の眺めがすんばらしく良い。
5月に来たときは6m近い雪の回廊で途中で通行止でしたがほとんど融けた、でも最後までは行けない。
 
 
 
スカイラインから望む八海山、、、、、、箱庭を見ているようです。
イメージ 1
そして、ここはですねコシアブラが採れるんだな。
 
残雪の中、コブシ・タムシバが咲いて豆桜が満開、椿も満開、、、、、、、、
 
って、もう6月だぞ。
 
2007に来た時は6月中旬でも残雪がもの凄くてちょうど採り頃のコシアブラが一杯採れたっけ。
 
今年は残雪は無くなっている。ちょっと見込み薄であるが藪に入ってみんべかの。
・・・・・・・・・・・・・・・・・此処だ!此処が狙い目だ!!
とポイントを決め藪を漕ぐ・・・・・・・・
雪に伸されてにゃにゃめに伸びる潅木なので歩くのが大変。
残雪があればとっても歩きやすいんですがすでに雪は無い、にゃにゃめな潅木の上で足を滑らせると・・・・・・悲惨な目にあう。
ま、股撃ちの計だな。
そして、山葡萄とアケビのつるが・・・・・・邪魔!
この藪をぶうごん歩いていたんだよね、、、、、、
それにしても、、、、、おかしい?コシアブラの木が無い!
3年ぶりに来たが、、、、ここで良いんだよな?山立て間違っていないよな??
確かに此処だよな?道路からコシアブラの木々が見えなくなっていたけど場所的には此処だよな?
周りをよぉ~~~く見ると切り倒されて枯れたコシアブラの木がそこかしこに・・・・
転がっていた、、、、、、、、、その数無数。。。。。。。。
樹高が高くなりすぎて採れないんで切り倒す馬鹿がいるんだわ。
斬って倒してまで採りたい山菜か?
斬っちまったら次はもう駄目だろ?
まったく馬鹿者が多いんでね困ったもんです、そいつらは某県から押し寄せてくるのであった。産直で結構な売れ行きだとか。。。。。。。
そりゃそうだ、ここのコシアブラは薄い緑でアクが殆ど無く生で齧ってもキド味がまったくないだもん。
ここ100本近くのコシアブラがあったのに、、、、、、、少ない。
ようやく見つけたもののまだ芽がぁ~~~~ちっこい。
いつになったら伸びるのだ?
まそれでも藪の中を徘徊してそれなりに籠1/3採れた、十分だね。
ヤマブドウの芽も摘んでヤマドリゼンマイも採っていくべか。
あとはゴマナでも採ってと、極太ワラビはまだでておらんかった。
 
ヤマブドウの芽 : テンプラです。それ以外に食べる方法はなし。
 
キハダの芽もテンプラにすると意外に・・・・・・・・
 
ゴマナ : キク科の植物、生え際の茎は赤紫しているのが多い。太さも鉛筆以上なのも多い。以外に癖が無くアク抜きも不要なので味噌汁の具、または茹でてマヨ和え。ハンゴンソウ(反魂草)と呼ばれる強烈な個性のやつ採って食べるよりもはるかに癖が無い。だれも採らないんで沢筋とか道端に沢山ある。
 
ヤマドリゼンマイ : 湿地に生えるゼンマイ。見た目は綿を被ったふつうのゼンマイ、でも葉っぱはコゴミに似ている。採れる量目で言えばこちらに軍配が上がる、つまり群生するので採るのが楽。味は苦味が強烈なので湯がいてから干しあげる時に良く揉む。。。。。。。
 
 
 
っとまあ、お昼まで藪に入って遊んできました。
 
ぶうごんはもう藪に入れる体ではないのでちょっと熱い車内で財務省に扇いでもらって水を飲んでいた。
ぷるごんは沢筋で張り切りすぎてすでにヘロヘロ状態。
 
それでも風が渡るスキー場で遊ばせてと・・・・・・
ここなら日向だが涼しいだろうて。。。。。
暑い中それなりに動いて、、、、、、ぶうごん水1ℓ消費しておった!
イメージ 2
後は帰るだけだが、、、、、、
いつもの道はもう通行不能、危険だね。
かといって戻るのも馬鹿らしいし、、、、、
反対側に降りられるのでそちらから降りる。
国道にでたらひたすら石打IC目指してと・・・・・・
関越道に乗って茄子に向かわず途中で昼寝して帰ってきました。