茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

柄のお話

え~~~本来なら今日は茄子にて屋根葺きであったのだが・・・・・・・・
お天気がどうなのか不明、よって横浜にて・・・・・・
 
午前中はぷるごんの援助医!
 
午後はぶうごんの艶女医!
 
お昼休みにですねこんなものをこしらえた。
物置から材料を持ってくる。
ふ~~む、4本ほどあるが・・・・・・・これにすっか!
木先が枝別れしておる、これを手元にすれば手元はコブ付き、、、、、、、
すっぽ抜け防止になる。
コブ付きにしたいからわざわざ枝を払わなかった。
皮を剥いで本来は鑿でスゥ~~~~っと削ぐように削るんですがね、面倒くさいのでサンダーでガァ~~~~っと削る。
こんなもんかな。
サンダで削るので焼きが入りこげ茶色になっていく。
あとは本体参拝してきて櫃をこしらえて嵌め込んで楔で止めれば桶!
重さは、、、、150匁(560g)あたりが丁度良い。
斧頭は豊国にするか勝光にするか、、、、、、
勝光も良いけど豊国も捨て難いし、、、、、、
昌之がいいけんど昌之ブランドでは斧がない。
豊国は頭が丸、勝光は鋼付き、、、、、ハンマにもなる。
ふ~~~~む、どっちにすっかな?
別にハンマとしての使用はないし頭重いと振り下ろしに微妙にバランス崩れるし・・・・・・・・
イメージ 1
イメージ 2
何に使うって?
これは枝打ち斧の柄です。
鉈で枝払うよりも斧で払うほうが早い。
ハスクの手斧あれどもやはり和斧のほうがえぇ。 
材質は「グミの木」。裏庭で丹念に10年ほど育てたのを昨年春先に切ったもの。
物置内で自然乾燥させて結構乾いたので、暇だし他にやることもなかったので皮むきから始めた次第。
皮むきも右手用の刃物だと喰いこんでしまう、手前に引きながら剥ぐ。
 
柄はやっぱりグミだよね。打ち刃物の柄はグミぐみに限るこれ以外は使えん。
ハンマーだとガマズミとかカマツカ使うけど。
鉈や手斧はグミ、斧はヤマグワかエンジュ。
樫を使うのはグミを知らんからでしょ、高いし集められないし。。。。。。。
樫は強度があるだけでそのほかの理なぞない。
コスト的に樫になってしまうんでしょうが、椎も楢も同じ・・・・・・・・・・
グミの柄1mくらいのでコンクリとかアスファルト思いっきり叩くとグミの素晴らしさが実感できます。
思いっきり叩いても・・・・・・手にガツ~~~~ンと来ない響かない。
叩いたた時の感触が最高なんだわ。
ま、叩くから痛いってゆうか響くんだけど激痛は走らない。
臼彫の職人さんもケヤキを彫るチョウナの柄をグミと交換したりしますよ。
 
大工さんも鑿の柄に使うくらいだし。
この太さと長さで・・・・・・5漱石以上するのであった。
 
さ、今日はこんなところで御終い。