茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

コネクタのお話。

今、日本産廃市場に無線関係のブツを産廃しているんですが、、、、、
 
 
この同軸切替器Aと
 
イメージ 1
 
これ同軸切替器B
 
イメージ 2
 
違いがわかりますか?
ケーブル接続するコネクタベースの形状が違うのがわかるかと思います。
Aはメーカー純正品、Bはショップにて改造品です。
 
皆さん無改造の同軸切替器Aの方が良いと思っているでしょ。
メーカー製品だからショップ改造よりも良いと思っているでしょ。
ところが・・・・・・
 
この切替器AはM型用のを流用しています。
 
切替器BはN型専用のを使用しています。
 
何処が違うかって?
 
グランド側のコネクタストッパが無いのです。
 
よって、締め込んでいくとセンターのピンが入りすぎて・・・・・・
四つ割になっているところが開いてしまう、最悪折れます。
折れなくても開いてしまうとインピーダンスが大幅に狂います。
M型コネクタを間違って接続させてしまうと奥まで入ってしまいます。
するとM型のセンターピンの形状が違うので同様にセンターピンが折れます。
接続のロスやコネクタ違いなど考えていないのです。
コネクタストッパはNとMを間違えて接続させないためでもあるのです。
M型は接続ロスとインピーダンスの乱れが大きいのです。
なので、わざわざ改造したのです。
 
N型接栓は50Ωで接続出来るように全ての寸法が決められています。
アースの網線も綺麗に解いて長さを合わせ、脱脂して締め付けします
わずかな仕上げでインピーダンスが大きく狂ってしまうのです。
M型接栓は50Ωで接続出来る保証は無いに等しく短波帯までのコネクタです。
適当にコネクタ造ってしまうと使い物になりません。
ここは神経質にならないと後々後悔します。
 
 
このメーカー、最低のメーカーです。
アンテナなんてカタログ数値は最高でも飛ばない聴こえない。
無線機からケーブルまでは50Ω給電です、しかしアンテナは50Ω給電ではありません。
62オーム、75オーム、300オーム、等千差万別です。
上記のインピーダンスを50Ωに整合するのにC(コンデンサ)やL(コイル)を使っています。
このCやLがいけないのです。
見た目は整合バッチリでも実際に使ってみると・・・・・
あれぇこんなはずじゃあ????になります。
このメーカー品自慢するのは恥ずかしいことであるぞよ。
アクセサリーの計測機器もコストダウンの賜物で仕上げは最悪。
まだ○ドルやコ○ットやナ○ックのほうがはるかに良い。
 
 
メーカー自らがこんな製品を販売しちゃいけないんですが。
売らんかな主義のメーカーですから、ユーザーはもっと目を肥やせないとね。
カタログだけで買っちゃいけません。
 
 
 
こんな程度の低い物を製造して販売するのです、このメーカーは。
これで売上が一番を誇っているんですから・・・・・・
ま、あまり悪口言ってもしょうがないけど。
今参拝している方、、、、