茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

悪い子のすすめ!

え~~はじめにことわっておきますが、
これは自己責任にてお願いします。
改造してみたいな?
と思われた方、
あくまでも自己責任でお願いします。
 
 
チェンソーはパワーヘッドと呼ぶ本体、それと切断するためのソーチェンと
ガイドバーが必要です。
ソーチェンはガイドバーに準じたサイズを使用が前提。
ガイドバーは本体のマウントに準じたのを使用しなくてはいけませんよね。
バー・チェンは消耗品ですので買い替え時には規格を合わせて購入しますね。
 
しかし、世の中には天邪鬼が多いものでして・・・・・・
 
普通取り付けできないバーをつけてみたいと思うもの。
 
ハスクにスチールのバーなんか、おぉっ!と思わせるんですよね。
 
 
 
 
 
何が言いたいのか?
 
今回はバーマウント改造計画のお話ですよ。
 
 
ツムラ製ラージハスク用15インチバーをスモールハスク357にも取り付け可能とすべく改造です。
このバー、ラミネート板ですが3120にも使用できるくらい頑丈。
ラミ板と馬鹿にしちゃいけません厚みもあり、軽く捻ってもちょっとやそっとでは曲がりません、なにせ3120のパワーに耐えますので。
15インチと短めですがノーズはBノーズと小さいスプロケットです。
(ノーズはB<H<G<Dと大きくなります)
3/8Pのバーにしてかかなり小さいノーズです、91などのロープロフィールは
ほとんどがBノーズです。
お気に入りですが輸出仕様ですので国内入手は不可能、大穴嬢ストアで在庫整理品で$15と安く販売しています。(また注文だ!)
この手持ち最後の1本をユニバーサル可して357にも使えるようにします。
 
加工するポイントは2つです。
マウントスロット : バーを前後に動かす為の横長の穴のこと。
スロットはK095が8.2mm、D009は9.5mmです。
357はK095マウントなので8.2mmですね。
そのマウントスロットを入れて締め付けるのがマウントボルトです。 
マウントボルトはK095が通しの8mm、
D009は根本が9mmで途中から8mmに加工されたボルトです。
ドライブ(エンジン側スプロケット)ドリブン(スプロケットノーズ)の中心と中心を結んだ線上にマウントボルトの中心がないとバーやソーチェンの偏磨耗が起こり寿命が短くなります、ここは丁寧な加工を心がけてください。
なので、8mmボルトに9.5φ0.5Tのパイプを巾5mmに切断してカラーを製作。
このカラーを8mmボルトに入れて9.5mmにすればここの改造は終了です。
どうです簡単でしょ!これでスロット改造のほうはOkayですね。
 
マウントホール
ソーチェンを張るためにバーを前後に動かすピンが入る穴のこと。
この穴位置が合わないとチェンアジャスタのピンが入りませんので加工します。
K095はスロットに近い場所に、D009はやや中央よりに穴があります。
どちらかと言えばA041マウントにD009マウントバーを入れたほうが簡単です。
穴の位置が全然違いますので、リューターでチュイィ~~~ンと掘り下げします。
アジャスタ・ピンが入れば形はどのように削ってもOkayです。
この2点の加工で、D009バーをK095マウントに取り付けできます。
 
そして忘れてはいけないのがオイルホール加工、これは本体のオイル吐出穴にあわせてバーに溝を彫ります。
もう一点、チェンも325Pから3/8Pと大きくなります。
K095とD009ではスロット部の巾が5mmくらい違うしチェンの高さも高くなります。
ここをよく考えておかないと・・・・・・
チェンをゆるく張って本体を叩いて削るってことにもなりますよ。
 
 
以上、天邪鬼な考えな方へおすすめな改造です。
が、これは自己責任で。
失敗したりこれが原因で事故になっても当方は一切関知しません。
あくまでも自己責任で。
 
 
そんで、357用バー改造終了。
いやあ、バーが硬いこと硬いこと。。。。。
チュィ~~~ンでも時間がかかりますた。
バー真っ黒助なんでどうすっかな?
塗装剥いじゃうかな?