茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

じぃ~~じぃ~~~と、、、

え~~昨夜のことじゃった。
 
帰宅してコンビの散歩である。
最初は裏の空き地までは一緒、それからはコンビの足並みが揃わないので別々な散歩であった。
ふむ、まずはぶうごんを庭に放しておいてぷるごんからである。
お婆ちゃん宅の前を通過して公園へ、すかさず桜の木の下に行きぐるりと上を見上げながら一周・・・・
で、立ち止まり・・・・・・電光石火にシュパァッと、、、、、前足が跳ぶ!!
じぃ~~~じぃ~~~と悲鳴!
ぷるごんすかさず飛び掛りムシャムシャと・・・・・・・
「この時期の珍味、、、、美味しいわあ・・・・・・」
美味しいって・・・・・ゲテモノがか?
「なに言ってんのよ、歯応え最高!悲鳴も最高よん」
悲鳴も最高って、、、、、可哀相だと思わんのか?
「なに言ってんのよ、これはご馳走なの、弱肉強食な世界の話なのよん」
・・・・・・そうか。
でもな、木に止まっているセミ叩いて捕まえて喰う犬そうめったにおらんぞ?
変態を通り越しているぞ!!
 
「お父ちゃん、次はあのケヤキがいいわん、行くわよ!」
もうターゲット決め手おるんか?それよりも勝手にコース決められても困るんだが。
 
ケヤキの木は、、、、地面をガサゴソ、、、、、、フンフン。。。。。
「あ、居た!」
!げ、今度は羽化前の・・・・地面から這い出てきたばかりのサナギかよ!!
そんなことより何処で憶えたこんな行為を・・・・
公園で子供が木の根元ガサゴソやっているのをみて憶えたんか???
「あら、これ美味しそうだけれど・・・・・歯応えが悪いワン」
いくらなんでもそれは可哀相だろ。
「駄目よう、これもご馳走なんだから・・・・・・
 でも皮が硬いのよねえ、、、、、、
 お父ちゃんここでセミになるまで待っていてそれから食べたいワン」
馬鹿言ってんじゃねえ、そんな羽化まで3時間も待っていたらそこらじゅう蚊に食われて大変なことになるわ。。。。。帰るぞ!!
それにな、脱皮したばかりのカニじゃねえぞ。
「待ってよぉ?」
駄目です、帰ります。帰るぞ。
ほらサナギよこせ。
分捕って高い場所に登らせて開放である。
達者でな、捕まるなよ・・・・・・なんて会話を交わしている傍で・・・・・
ぷるごん、余命いくばくかの地面に落ちているセミを探しバリバリとたいらげているのであった。
 
う~~む、そんだけなお話で・・・・・
おっと、いかん。
これからぶうごんのお話である。
 
続く。