茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

お婆ちゃん分身の術を使うの巻

え~~今朝もコンビの散歩でございまして。
いつものごとく裏の空き地で“ちぃ~~こ”を済ませ、お婆ちゃん宅に行くまでに
かりんとう”を出して習字の練習も兼ねる。
で、当然ながらおばあちゃんは出てこない。なので、公園を散策して戻ってきた。
ここまではいつも通りな散歩日程である、しかし今朝は・・・・・・・
 
バス通りの向こうをカートを押したお婆ちゃんが見えた。
コンビの好きなお婆ちゃんが押すカートと全く同じカートである。
 
しかも、押して歩く姿勢も変わらん!
そのお婆ちゃんがバス通りのところでクルッと回って戻っていく・・・・・・・
 
「あ、お婆ちゃんだぁ! お婆ちゃんよん!!」
こ、こらあ引くな!!危ねえだろうが・・・・・・
 
「父ちゃん早く、早くお婆ちゃんが逃げちゃうワン!!」
逃げるわけねえだろうが。それにあれは違うお婆ちゃんだ!
「嘘言っても駄目、確認する」
・・・・・・・・・・・・・・そうか、じゃあ。
 
バス通りを渡った時にはお婆ちゃんすでに最終コーナーを曲がろうかと・・・・・
(歩くのが早えぇ!)
「待ってぇ、お婆ちゃんまってよぉ・・・・・」
 
お婆ちゃんは角を曲がって消えた!
 
その時、、、、、バス通りの向こう(我が家側)を上からお婆ちゃんが降りて来た!
後ろの気配に即座に気付いたぶうごん、
「あっ、お婆ちゃんが・・・・・向こうに、、、、、おいらに逢いに・・・・」
「何言ってんのよあたしに逢いに来たのよ」
 
・・・・今まで別なお婆ちゃんを追いかけていたことなぞすっかりお忘れなようで。
「父ちゃんなにやってんのさ、早く道路を渡るよ、早く、早く」
そう急かすなよアブねえだろうが。。。。。。。。
 
急かされて道路を渡る。
「お婆ちゃ~~~ん、おはようございま~~~す。さっきまであの角に居たのに
 もう此処まで来るなんてお婆ちゃんて歩くのが早いんだね。」
「?何言ってんの?あたしゃ上から降りて来たんだよ。」
「????だって、あの角を・・・・・・」
「あたしゃああそこまでは歩けないよ、それに車の通りも多いしねえ・」
「えぇ、、、、じゃああのお婆ちゃんは誰?」
だから、、、別なお婆ちゃんだって言ったろが。。。。。。
「それよりもお婆ちゃん良い子は・・・・・お座りよん。オヤツ頂戴!」
「はいはい、いい子だねえ、、、、はいオヤツだよ。」
 
う~~む、本日はおばあちゃんの分身術に惑わされたコンビであった。