退院

２月は５日の土曜日、すがすがしい目覚めであった。

午前６時に起床してトイレ、テレビを観賞。。。。。

朝ごはんを食べ歯を磨き、身の回りの片付けをはじめる。

って、たいした物は無い、洗面器・タオル・ハブラシ・コップ・その他、瞬く間に終了！

あとは何もやる事がない、財務省が迎えに来るのを待つだけになった。

思えばこの１ヶ月、色々とお世話になりました。

幸に後遺症所もなく五体満足で帰れる、、、感慨深いものがある。

お世話になりました。

午前１０時、財務省が迎えに来たので着替えを済ませる。

着慣れたパジャマから、、、、普段着に着替え。。。。。。感無量！

ナースセンターに挨拶と退院届け票と会計受付をしに行く。

が、会計（請求書）は今月末だとか、財務省パジャマリースの書類も忘れてきたそうで、月末に来ましょ。

最初に世話になったナースセンターにも挨拶しにいく。

しかし今日は土曜日なので看護婦さん方々お休みであった。

当番の看護婦さん数名しかおらんかった、お気に入りの看護婦さんは・・・・・

休みか？失敗したぁ金曜日に挨拶にくるべきであった。。。。。

残念である。

我輩担当の小姐ちゃんがいたわい。 

「あら、☆☆さん退院なの？おめでとうございます。

　　　　　　　　　　　　リハビリしなくて良かったですね、お疲れ様でした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もう来ちゃだめですからね！」

にこやかに、最高の笑顔で見送ってくれた！

 　　　それ以上笑ったら目が見えなくなるぞなもし。。。。。 ありがとうね！！

叱咤激励をいただき、挨拶を済ませ病院をあとにする。

さあ帰るぞぉ、帰れるぞぉ、コンビが待つ家に帰れるぞお！！！

 

１ヶ月ぶりに歩く床の感触、下まで歩けるか？

って、この病院歩いた事ないんで何処をどう行けばいいのか皆目見当がつかん。

財務省にひっぱられて散策して歩くのであった。

結構シンドイ。。。。エレベータで降りようっと。

院内移動はほとんどが車椅子だったからねえ。

このフロアでへばるんじゃねえのか？歩けないんじゃねえのか？

２階から１階に降りてフロントを覗いて（ふ～～んこうなってんのね）自動受付機を

見て（ふ～～ん）旧舘（救命救急棟）と新館（一般病棟）の間を・・・・歩くのう。

此処まで来たんで携帯電話も使用可能でしょ。

会社に一報。

「もしもし、あ課長、今日退院します、色々と尽力していただいてありがとうございました。月曜日にでも会社にいきますので。」

簡単ながらお礼の電話。

 

 

で、今日は電車できた？

 

いや、車よ　ジムニーだけど。運転出来るでしょ？

 

はぁ・・・・・・・・タラァ～と大汗　　　　　運転すて帰るの？？

マジですか？ベッドから出たらもう車の運転ですか？？？

そりゃ、此処出て左、左と曲がってあとは１６号そのまま下れば家だけど・・・・・・・

じゃあゆっくり運転して帰るわ！

白バイ銀座の道をヒョコカク、ウロウロ、と挙動不審な走りで・・・・・

左隅の感覚がネエ、ゼ、ゼロに近い！、遠近感もネエ！、

怖いよぉ、、、、、、

挙動不審に走ること３０分

 

無事、自宅に到着したのよ。

 

「あれぇ～父ちゃんじゃん。

　　　　　　父ちゃんおかえりなさい。」

おお、ぶう今帰ったぞ！

 

「で、父ちゃん今まで何処にいってたのさ？

　　もしかして　宴女医　？」

ちょっと違うな、女医さんは居ない、替わりに看護婦さんが３０人ほどいたな。ウン。

「いいなぁ・・・・おいらも行きたかったなぁ。。。いいなぁ。。。。。」