茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

蓮倶如来様、筑波山麓で読経の巻

27日は関東地方34度・・・・・うだるような気温であったが
翌、28日は曇り空で涼しい気候
ハスク385、272、246、242と燃料5L、オイル、その他を積み込み
那須塩原のセカンドハウスから目指すは筑波山麓!
コンビ?
コンビはお留守番、特にブーゴンは大好きな田圃があるんで
ヌタ打ちをやられちゃかなわんです

東北道黒磯インターから流入し東京方面へ、それから北関東道に入り桜川インターで降りる
道中ののどかな景色を眺めながらほどなく演奏会会場に到着
kagosupe3さんが先着して会場を設営中でした
風通しもよく地面はコンクリートで木陰の下
裏手は斜面に竹藪、正面は水をたたえた田圃の先に筑波の峰峯がど~~んと鎮座
文句なしの会場で演奏会に力が入りますねぇ

初対面のkagosupe3さんと挨拶をかわしファイヤーさんとインジュニアさんの到着を待つ
4人揃って演奏開始ですね


本日のお題目は
長調・・・・40cm~~45cm
四手短調・・・・20cm
意外と手強いのであった、椎長調は演奏時間が長そうであるし四手短調は乾燥が進み硬そう?
飛び入りで孟宗竹もあるが・・・・・これは止め!

ここから準備に入る、385・272・246・242とバーとチェンをセットして
まずは385XP改390
燃料0.9L、オイル0.6Lを給油して(う~~む入り杉!)
エンジン始動・・・掛かりは良いです
リッピングして
40cmサイズの椎を・・・・玉切り開始
椎木なのに杉と同じように切れていく、凄まじい切れを発揮!
突っ込み切りもあっとゆうまに椎をぶち抜いていくのであった
さらに凄いのは爆音!
クゥワ~~~~ンなんて可愛い音じゃない
ボワァ~~~ン、ブァ~~~ンとも形容しがたい爆音!
イヤマフした状態で聞く音がイヤマフなしでノーマルを聞いたと同じ状態・・・何dBなの?
もっと凄いのが取り巻いて見ている方々の服が振動している事!!
音は衝撃波の一種ですのでdBが大きいほど衝撃も大きくなる
当然操作している本人の周りも衝撃波が渦巻いています・・・・・

これは・・・・バケモンです、日本の気候にあわせて完全に調整したら
どれほどのパワーを発揮するのか? 
3120XPと勝負してみたいですねぇ




272XPも持ってきたがこれって71ccなの?????
40ccとちゃう?みたいな
15インチバーなのに頼りない
お前さん本当に5.1HPなのかい?


ただ問題が2つほど見受けられる

まず、チャタリング
チィ~~~ンと共鳴している、これはハイオクガスで対応するしか手はなさそう

もう一つはチェンが持たない
パワーが強すぎてカッターが潰れてしまう、伐採して土場に半年近く置いてあったので
土埃を被ったのかもしれないがカッターの損傷が目立つ
きっている最中に火花がバシバシ跳んでいた
ここは404Pのチェンか?それともカーバイト・チェンか?
それともスキップで対応するか
通常のカッターだと刃数が多すぎて逆にカッターに負荷が掛かり過ぎるようです

注:エンジンのパワーがありすぎてカッターに負担が掛かってしまう
  普通はエンジンに負荷が掛かるのに・・・・ありえない話でしょ!

USの樵がスキップ・チェンを使う訳が理解出来ました



本日の演奏で242も消音器を外してぶん回す
こちらはタンタンタンタン・・・・からキュワ~~ンですね
16000近い高回転、13インチピクセルで70cc・20インチと対等に渡り合う
40cmの椎、272XP・15インチで難儀しても242様は相手にしない
爆音をたてながらグイグイ切っていく・・・・
木の又、節、そんなの関係ねぇ~~~と!
しかし、此方もチャタリングが凄い
イヤマフして聞く排気音のなかからチィ~~~ンと聞こえてくる共鳴音
こちらもハイオクガスが必要かも
242は給・排気ポート加工と外付けマフラーで別物です
しかもピクセルチェンに変更して
3コーナーと斜角ヤスリを併用しての研磨と究極の仕上げであった



暑いのかガスをグイ飲みされて用意した5Lのガスが・・・・
足りない、4台に給油したんでしょうがないのだが5Lなんて直ぐに消費
今度は10Lは持ってこないとね


ほどなくしてギャラリーも集まってきた

「えがい音してっけど今日は何だい?」
地主の方です

「また、でげぇチェンソーだない・・・」
蓮倶様の読経を聞き付けてきたそうです

読経を聞かれて感銘してくださり
「そこの四手3本と椎3本も切ってええがら・・・」
何と!お布施の申し出が・・・・・ありがたや、ありがたや


390・272・242・42・42・339・142とフルラインナップでの演奏会
玉切りされた玉が山を築いていくのであった
今度はその玉を斧で、チェンソーで半割や四つ割にして薪に加工






今回の演奏で改めて感じた
242の魅力
脇で聞いていると気持ちよい高回転の音
う~~~む、ノートですな、脳味噌が感化されまする・・・・
やはり蓮倶様は乾いた高回転音が魅力

モーツァルトのピアノタッチよりもツィゴネルワイゼンのヴァイオリンか?

390は・・・・・
2ポート爆音君を溌剌チャンバー君に変えないといけませんな
現状、暴走族と対抗するだけの爆音を発しますが観客を虜にすることは出来ないでしょう
だって五月蝿いにも2種類あるノイズかノート、現状はノイズです
チャンバー作製が急務となりました、チャンバーにてノートにしましょうね
って、フルラップハンドルなんでどうやって取り回しするの?
今週の修行お題目が出来たぞえ

筑波山麓に木霊する本日の演奏会でした