茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

目立てを考える②

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ペフォードの特殊やすり
ダブル・ベベル・ファイル(双斜角ヤスリ)

本来は404Pや375Pのチゼル(角刃)専用のヤスリです
しかし、セミチゼル(丸刃)も磨げますし325Pも025Pもいけます

セミチゼルの場合丸棒で一回磨いで仕上げに斜角で上刃を仕上げます
最初に上刃を斜角で磨いで仕上げに丸棒でサイドを磨る方もいます
どちらがいいのか?
平板の横の斜角の傾け方で上刃の角度を調整します
チェンは見た目にはサイドにカキッとフックが一つ現れます
このフックが重要な役目なんですねぇ
斜角を寝かせて磨れば喰いつきが強くなり立てれば喰いつきが浅くなります
喰いつきが・・・・・当然チェンソーのパワーが無いと止まりますので40cc以上の
チェンソーでないと無理です(325Pの場合)
375P・LP(91ね)や25APはカッターが低すぎて磨ぐのに苦労しますが
切れ味は・・・・・予想以上です、斬れます

持ちも丸で磨ぐよりも持ちが良いですね
これを使っちゃうともう丸棒には戻れません!
それほど斬れるんですわ

先日も廃棄処分の21BPを砥いでみました
カッターの刃はボロボロ、長さも3分から5分までマチマチ(笑)
よくまあ恥ずかしくも無くこんなの使っていたわい!
こんなの使っていりゃバーも捲れますわ!

始めに丸で砥いでいく、長さを3分に揃えて・・・・・
ただ、順研ぎだとバリ(カエリ)が出てしまうので逆研ぎで・・・・
カッターは鋼製です、錆を防止する為ニッケルメッキがしてあります
このニッケルメッキは粘りがある為どうしてもバリが出でしまう
(バリは斬れを阻害します)
そこでバリを出さない為に逆方向に砥いで行きます
ふぅ・・・とりあえず丸棒研磨は終了!
今度は仕上げに斜角で上刃を砥いでいく・・・・・
かなりの時間砥いでいたので右手が痛い!
ふと、右手の指を見ると・・・・・血塗れ!
斜角で砥いだ上刃で指をスパッと切っていました!
切った瞬間の痛みは全く感じませんでしたね・・・・気付いてから痛みが
いやぁ斬れます斜角は(爆)