茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

なんだぁそりゃあ・・・・

土曜日に会社の部下の自宅にて午後待ち合わせ
が、しかしお互い首都高速の事故通行止めに・・・・
かなり遅くなりましたね、矢板で降りて大田原に着いたのは午後3時。
彼が到着まで30分あまり、そこで隣の林へ行ってみる。
広さ約400坪あまり、適当に木を伐採してある。

!太さ40cmオーバーのコナラ、檜、桜、樫。
それにヤマガラの木、リョウブ、シデ、バラエティに富んでいる。
コナラ40cmですかいな?
量目は大型4台分はある!これ殆ど貰えるの?・・・・・
う~~むどうやって運ぶか考えていると部下のAが帰宅した。

A:「結構あるでしょ、これを切り倒した人が椎茸のホダ木に使いたいので太いのは全部もって行って
下さいとの事ですよ」

全部ってかなりの量目だぞ、とても運べんよ。
A:「期日はありませんからゆっくりやればいいでしょ、もうホダ木も切ってあるし全部いいんじゃないですか」

今日はチェンソー持ってきていないから明日から開始するか。
A「俺も手伝いますから。」

てな訳で那須塩原に帰宅して混合ガスを10L造り、刃を研いで置く。
さあ、明日は切りまくるぞい、お休みなさい。









翼、日曜日機材を積み込み大田原へ、
本日はゼノアG620・とハスク42をチョイス、って他に機械は44しか置いていないので。
現場に到着してチェンソーをアイドリングして着替えて玉切り開始、
しかしコナラの40cmですかいな、33cmに玉切りしても重くて運べん!
重すぎるやつは半分にぶった切り道路沿いに積んでいく。
快調に片っ端から切っていって20個ほど切り終えた頃軽トラに乗った親父が登場!
此方を胡散臭そうに見ている、程なく先に止まり降りてきた。

親父「おたくらは何をやってんだぁ?」
A:此処の地主さんの〇〇さんに木を貰ったんで切っているんですが?

親父:「お宅は?どちらさん?」
A:「そこの家です(指をさす)」

親父:「あそう、で地主の〇〇は何と言っていたの?直接聞いたのけ?」
A:「木を切った人は椎茸のホダ木用に細いヤツだけ欲しいから残して置いてくれって。」

親父:「オラが木を切った本人だが、欲しいから貰って切ったんだが・・・・細いのも太いのも
    全部使うんだが」
A:「はぁ~?地主の〇〇さんがそう言っていましたよ。」

親父:「おめぇさん、○○のせな(兄貴)の▲▲しってっか?交通事故で亡くなった?」

A:「ええ知っていますよ」

親父:「オラは▲▲のむすこだぁ、〇〇の従兄弟だよ、オラが欲しいから木を切ったんだよ。〇〇には切   った木を貰うと言ってあるんだが。他に欲しい人もいるし。」




なんだぁそりゃあ、話しが大幅に喰い違っている、当の本人が主張しているので揉める訳にも・・・




親父:「まあ、切っちまったモンはしゃあんめぇ、それだけはヤルから持っていきな。
    コナラはクリ(タケ)を植えるとよう出るぞ!」
クリですか、茸よりも薪にするんですよ。

親父: 「薪?ストーブのけ?」
はい、ストーブの薪です。

親父:「あ、そうけぇ、でも薪にすんのも太すぎて大変だ!」

呟きながら仕度をしている。
チェンソーは254XP・20インチ、ハンドルが細い為ビニールテープをぶっとく巻いてある。
しかしチェンソー使うのに12枚コハゼの地下足袋かいな!軍手にヤッケを着込みJAの帽子。
怪我することを考えていないのか?
感心なのは給油ごとの目立て、必ずやっていた。
でもコナラでそんなに頻繁にやる必要あるか?


とりあえず玉切りしたコナラをAの自宅庭に運ぶ。

A:「何か話しが違いますね、全部ホダ木に使うなんていっているし」

大型4台分軽トラで運べるわけ無いだろ、それにあの太いのどうやって運ぶの?
歳も歳だし持て余すよ。しかもまだ伐採するってさ!

A:「そうですよね、暫く様子を見てまた地主の〇〇さんに聞いてみますよ。今度は一筆貰って
  置きますから。」
そうまでしなくて良いよ、茸のコマ打ちは3月までだから、それまで待とう。
A:「ですね!そうしますか。」

どこでどう話しが食い違ったのか・・・・・・
後味の悪い結果となりました。