茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

ゼノアG620

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このゼノアG620かなり古いです、1989年式
つまり19年ものですね。

しか~し現行シリーズ機種でもあります(現行機種は5型か)。
もちろん一部改良しながら販売ですので全く同型とはいえませんが基本設計は変わりません。
したがいまして部品調達に不安はありません。
62ccなのに重量5.7Kg(カッテングアタッチメントを除く)と軽量なのは
クランクケース、クラッチカバーがたぶんマグネシウム合金製の為かと思われます。
使い勝手はシュティールよりのエンジン特性のためマイルド(トルクフル)
しかし慣れないと腕が・・・・振動が凄くて慣れないと腕が痛くなります。
最大の利点はクラッチがインナードラム式であること・・・・
アウター式よりもチェンの交換が素早く出来、根切チェンソーにも簡単に変更できる事。
アウタードラムでリム式だとチェンの交換って結構手間が掛かるんですよね。

日本のメーカーはパワーを公表しませんがゼノアはホビーエンジンと部品を共用している為
パワーは5HPと結構強力です、チャンバー仕様にすれば5.4PSとか!

さてこのG620パーツ採りで入手しましたが破損箇所が無かった。
年数の割にはコンデションも良い、欠品も数点のみ。
まず排気ポートを見て(おおよその使われ方と時間が解る)推察すると稼働日数はかなり少ないのでは?
まあ、大型チェンソーは使用時間も少ないですし・・・・

とりあえずキャブレタのオーバーホールのみで蘇りました。
欠品のスパイクバンパー、バンパースパイク、オイル吐出調整棒、マフラガスケットを取りつけ
で一応標準状態にしました。
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スパイクを馬鹿にしてはいけませんよ!
キックバックよりも怖いプルイン対策部品ですからね!



標準バーは3/8P 058G 20インチ、73DP
つまり73シリーズのチェンを使用するのですが実はリムを変更すれば325Pの
21、34も使用出来るんです(バーに両方のサイズ刻印あり)。
しかしハードノーズです。(だから簡単に変更出来るんですが)

今回325P、063Gのシュティール用のスプロケットバーを取り付けるべくマウント周辺を変更!
もちろん日本ではパーツ入手が難しい為USから輸入。
マウントアダプターが無いと取りつけはまず無理(オーストラリアGB製)お値段も結構高め!
325Pのチェンのほうが軽いしカッティングも早いですねえ、スプロケットノーズだから
チェンもキツク張れるし!
耐久性は22LPですから73シリーズと変わりませんし・・・・