茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

1/2λブラウンANT.

イメージ 1

イメージ 2

存知1/2λブラウンアンテナです、市販はサガ電子が有名ですよね。
ただお値段が高いのと耐久性が少々?
飛び受けは申し分なしですがねえ。
FMよりもSSBで威力を発揮します。

当方の自作アンテナ1999年モデルです。
”市販のアンテナは飛ばない、面白くない”を信条とする管理人が
唯一これは飛ぶ!と認めたアンテナ・・・それは
サガ電子 アローライン と ヘンテナ でした、がマニアックすぎてしかも耐久性がない。
新品購入もアホらしいし・・・
ガマニアのフレンドから壊れたアローラインをいただきリペア
(このころから何でもリペアしていました)
使用してみるとノイズの入りが違う・・・・電波の飛びが違う
アンテナメーカーは市販品の利得ばかり強調しますが実際使ってみると・・・
特にD社はいけません、使い物にならん。


通常アンテナはマッチングを取る為にコイルまたはキャパシタを使用して製作しますが
このアンテナはラジエーターとラジアルの角度でマッチングを取ります。
したがって余計なものを使わない為純抵抗値が変動せず安定した動作をします。
1/4のグランドプレーンの変形型のアンテナですね
グランドプレーンはラジアルが大地の役目をし、輻射角は約30度ですが
ブラウンはラジアルからも輻射するため1/2λのアンテナとなります。

10本ほど製作しましたがフレンド局に譲ってしまったので手元にはこれ1本のみが現存です。

ラジエタ:外部は真鍮パイプ、内部は17-7ステンレス(ばね材です)で耐久性を
ラジアル:耐腐食性のあるアルミパイプと真鍮棒
スタビライザ:導通性のないアクリル板(角度調整も兼ねる)
その他:アローラインよりも耐久性を目指しアルミパイプで基材を作成、内部のケーブルも10DSFAを使用。
耐久性:大型トラックにて速度180Km保証!街路樹等接触しなければ大丈夫。

材料は駄目になった市販のアンテナ基部とアルミパイプ、真鍮パイプ、銅パイプ、です。
変わったパーツは一切使っていません!なるほどこうしてこのパーツを使うの?
とうなずきますよ!
もちろん電気的特性を考慮しての製作で¥2500くらいで仕上げました。
フレンド局にはまだ保管している局もあります(勿体無くて使えないそうです)

飛び、ですか?

もちろん最高ですねえ。
とある日、仕事で名古屋まで行っての帰り道の事、浜松までQSOしてきたフレンドと浜名湖で昼食をしようかとサービスエリアでアイボールした時であった。
僕のアンテナ飛ぶでしょうとフレンドが自慢げにアンテナ紹介するので見ると、ありゃ~フランクリンじゃないの!(ツインドライブ、道理で飛ばしてくる訳だわ)
そのフレンドが、当方のブラウンを見て「そのアンテナ飛ぶねえ~、パワーは?W」と聞いてくる。

そら来た:パワーは50W(もちろん局免ありますがな)と自作プリアンプで十分!

フレンド:へ!50wでそんだけ跳ぶの?(貴方?Wなの?)俺のはIC275Dだけど・・・(100Wかい!)
いいなあコノアンテナ・・・
指を咥えていたが、、、、、、
フランクリンだって飛ぶやんか!

食事を終えてランデブーしてフレンド局は磐田で降り当局は東名をひたすら走行・・・
牧の原まで来るとフレンドがファイナルをうってくる・・・
もうこの辺が限界なんだよね、気をつけて帰ってよぉ~~~~~~

????なんで?まだまだいけるよ~。

フレンド局:ここからはもう無理だよ~、皆ここでファイナル打つんだけど・・・

当局:何の大丈夫、取れるとこまでいこうよ・・・・

フレンド局:結構きてるし、じゃあもう少し・・・

結局静岡まで話してしまった・・・・

その日の夜、其のアンテナ造って?と電話がありましたが。

どうじゃ!ブラウン様の威力は!!



その他エピソードには事欠きませんよ。


事例①
当局が真夜中に新潟県村上市に向けて栃木県塩原町(国道4号線)を走行中の事じゃった。
宇都宮の固定局と新潟村上の固定局がQSOしていましたが、、、、、、
宇都宮の局(ヤギアンテナ)が全くとれない・・・・
をい、こんなに明瞭に聞こえるのに取れないのかよ?
結局宇都宮の局は諦めて・・・・
村上の局がCQを出したのですかさずコール!
1回で取っていただき、/1那須郡塩原モービルとゆうと大変驚いていました(笑)
そりゃあそうでしょう、モービル局ですからぁ。
しかも塩原と村上との間には山脈が3つと盆地2つもある。
山岳回折で飛んでいるんでしょうが・・・・
シグナルレポートは 51-51で交信成立。
新潟市の局は51-51で、新発田市の局とは53-53で成立しました。
これから村上市に向かっていると伝えると、朝 村上市の局が現場で待っていてくれ
直接QSLカードをいただきました。
(確かにヤギアンテナより飛び受けが良いわ!)




事例②
群馬県桐生市の現場に早朝到着しSSBをワッチしていると、、、、、

う~~~ん、聞きづらいのぉ、、、、、、、
何処だ?
結構遠いなこの局?
Eスポらしきノイズの狭間からxxxx/6x野湾xxxふぅ~~~っと浮かんで聞こえてきた。
かすかに、、、、、、、、JR6xxxと浮かび上がってくる。

え!

JR6xxx/6宜野湾モービル????


JR6?
Rって沖縄だよな?
宜野湾って確かに言ったよな?

SSBメインストリートなのに誰も固定局は呼ばない(信号が41くらい)

試しにコールしてみるとコールバックが!(よぉ~し)
何度か交信して41-41で成立。
相手もモービルと聞いて驚いていましたが・・・



当方の交信を聞いていた固定局もすぐさまコールしていましたが・・・
誰一人として後続のかたは居ず・・・


後日QSLカード届きました。