茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

フランクリンANT.

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押入れの片付けをしていると・・・・
懐かしきアンテナ発見!

確か当方の自作アンテナ2000年モデルです。
3本位製作したか?
ユーニック(アストラルプレーン)とはまた違い144・430デュアルバンドアンテナです。
144:6/8λ 430:5/8λ3段 で動作し結構便利でした、因みにこのアンテナは144:200W 430:20Wの耐入力です。
しかも通常シングルドライブですが当局はトリプルドライブ(当然マッチングがシビア!)
材料は・・・驚くなかれ3mmステン針金ですが焼きいれ加工を施しています。
焼きいれ?と思った方、貴方は凄い、でも普通の針金でもパキパキに焼入れできます。
電動ドリルさえ(あとバイスグリップかな)あればね、お解かりですか?
針金をドリルで撚るんです(折れる一歩手前)そうするとピーンと真っ直ぐ硬くなります。
17-7 何て高くて勿体無い!

ステンのエレメントゆえ重量がありしかもセパレータはアクリル板のため耐久性に乏しく
ちょっと接触するともうリペアでした。
飛び受けはいいんですがねえ・・・・
コイル、キャパシタは使用していません、マッチングは給電部から下方向のエレメントの長さ
(1/4λ)と上方向に向かうエレメント(1/2λ)と間隔で取ります。
簡単に説明しますと、1/2λを1/4λに給電するとゆう(ますます難解)ことです。

飛びは
当方が愛知県豊田市モービル、相手が都内中野区、浦和、川口の固定各局で
5・5-5.5 のシグナルレポートでした(当時毎日QSOしていただいた各局です)。
毎日当方が何処からQSOするか楽しみにしていただき有難うございました。
おかげさまで豊田市から塩尻から菅平から仙台からこのアンテナで楽しませていただきました。

モービル同士なら、相手がこのアンテナで当方が1/2λブラウンで相当な距離の
QSOをこなし、他のモービル局(メーカー製アンテナ)が会話を全く聞こえなかったほどです。

性能はいいんですが耐久性がねえ・・・
だからメーカーも製作しない、マニアックなアンテナでした。