茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

少し古い話ですが・・・

5月のとある日、いつものごとくワラビを採ろうといつもの場所へ。
所定の場所(道路脇の駐車帯)に車を止めツナギに着替えていた時の事、
何故か襟首を誰かが掴んでぐいっと引くような気配が・・・・・
ふと後を振り向くと・・・其処は山の谷あいで雨が降ると沢になるような谷筋です。
丁度目の高さに枯れ滝があるんですが、ふと滝の上を見上げると其処には・・・・
花がいけてありました、「何でこんな所に花が?」たいして気にも留めず向かいの斜面を
よじ登り(かなりの急斜面です)10数分歩くとワラビが取れる場所に到着!
思う存分採りまくり意気揚々と引き上げ実家に戻りました。

実家にて、
○○岩にワラビ採りにいったんだけど下の道路の脇の沢に花がいけてあったけど?

「ああ、あの場所ね!先週道路に されこうべ が転がっていてね警察が来てちょっとした
 騒ぎになってね、何でも昨年あの滝の上で○○県の方が首吊り自殺をしたそうだよ。」
・・・・・・あんな所で?
「お前あの場所に車を止めたのかい?」
ああ、着替え中襟首を引っ張られた。
「ふ~ん、さびしかったんだろうねえ?ちゃんと手を合わせてきたかい?」

戦争を体験した世代はこうですから・・・道路脇に死体があっても驚きません。
母親は茸採りで大きなナベカブリ(地面際に生える茸)と思って枯葉をのけたら頭蓋骨
だったそうな。
父親も山で首吊りした死体を見て、「ん?人が死んでいるワイ」だったそうです。
太平洋戦争で土嚢も無く味方の兵士の死体を積み上げ土嚢代わりに戦った人ですから
死体をみても驚かなかったんでしょうね。

しかし色々と不思議な事を体験してきました、他にもまだカキコする事があるんですが
たまには変わったネタもよろしいかと思いまして。