茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

02.May.2016.(月)のプルナスさん

う~~~む、おちおち寝ていられん。


プルナス婆さん徘徊パワー炸裂であった。

午後11時、水が飲みたいんだわん!何か喰わせてなんだわん。
午前1時、喉が渇いたんだわん、持ってきてなんだわん。
午前3時、水が飲みたいんだわん、何か喰わせてなんだわん。
さらに午前4時、と起こされる。
午前4時はもう煩く徘徊、フローリングの床にてこけて立ち上がれなくなりレスキュー。
まったくもう、、、、、、、、、、
この時間だ明るくなってきたし徘徊だ。

裏の空き地に連れて行くも・・・・・・・
気が召さないようで、、、、、、、

をい、何をする!
30cm段差を飛び降りた。
昔ならなんてことない段差だが今は命取りに等しい。
着地も満足に出来ずひしゃげてもがく。
ほれ、全くお前は・・・・・・
腰をサポートして立ち上げる。
もう帰ると申す。
うんPはどうすんだよ?
ちぃ~~こもまだだろ?
家の角にて公園方向を見つめたままであった。
公園へ行きたいのか?
行きたいんだわん。
されど、人間にはたいしたことの無い坂道がプルナス婆さんの体に堪える。
微妙な坂道でさえ脚が上がらない。
躊躇して、、、、、躊躇う。
歩きたいんだわん、でも脚が上がらないんだわん。
ほれ、抱っこだ。
公園までの100m、、、、、、、重い。
プルナス婆さんのこれまでの14年の思い、体重が重く感じる。
公園に着いた。
草むらを徘徊させて、放水させてと。
まだ腰を踏ん張れるな。
うんPはどうした?
もう、丸一日やっておらんだろ?
ある程度徘徊させていたら構えた!
うんPを2回やったんで帰るか。
帰るぞ!のコマンドにて反応したか帰ると申す。
帰宅したら朝御飯だ。
徘徊帰りで腰を踏ん張って喰えるだけの余力は無いんで座らせる。
サツマイモ団子、生肉42g、笹美細切り。
薬入りの団子は全部喰ってもらえた。
一応薬は全部飲ませた。
でも、此処からが大変。
生肉ミンチは舐めて喰うので器だと舐めない。
掌に載せて舐めるように喰わせる。
当然にしてこぼすので下にはトイレシーツを敷いておく。
半日分の栄養は取れるな。
飯喰い終わったら、、、、、、
立ち上がらせてと・・・・・・・・
階段をずぅ~~~~~っと見つめる。
エレベータの前で立ち止る。
2階で休みたいらしい。
でも、もう無理だ。
ベッドに自力で上がれないし落ちたら危険だ。
プルやもう2階には寝床が無いんだよ。
一人で居られると危険なのだよ。
和室の寝床へと向かわせる。





とうちゃん!
とうちゃんってばぁ~~~~~~
朝だよぉ~~~~~~おいらの見回る時間だよぉ!

煩いやつだ。
プルナス婆さんばかり面倒看てもらって疎外されていると思っているらしい。
バル、見回りだ。
よっしゃあ、コースは任せてもらいたいものだね。
スバルお任せで見回って帰宅。
どれ、スバルの朝御飯でも・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・何で徘徊しとるのだ?
プルナス婆さん財務省の腰サポートにて屋内徘徊真っ最中だった。
ぷるちゃんまた肉喰ったのよ。
イモも1本平らげたのよ。

いやはや、凄まじい食欲、癌細胞に栄養を殆ど盗られても頑張るプルナス婆さんであった。






思えば・・・・・・・・

あれは2002年の4月21日頃だったか、、、、、、、、
ミニチュアシュナウザーを飼うはずだったが、、、、、、、
何故かダルメシアンを購入。
♂6頭、♀6頭の12頭兄弟で別々に分けられていたがさらに個別に1頭だけケージに入れられていたダルが居た。
こっちを観るんだわん!
体に似合わぬとても大きな声で吼えた!
そして、ダルダルビーム炸裂!
財務省を虜にさせた甲斐もあって購入決定。
されど家がまだ出来ていなかったので預かってもらう。
取り違えは心配ないのがダル様である。
なんたって同じブチブチが無いんでね。

そして5/1に家の引き渡し、5/19に迎えに行った。
ちっちゃかった体も一回り大きくなり子悪魔になっておった。
それから14年、、、、、、、、
長いようで短い。
1ヶ月の余命宣告を受けてはや14日。
夜はもう駄目かな?
と覚悟を決めても朝にはケロっとして動く。
動く運動量は激減した、関節もバキバキ鳴るようになってきた。
癌の進行は遅いがそれでも老体には堪える。
末期癌なので抗癌剤を使っての効果は無い。
抗生物質使っての治療。
せめて我が家に来た19日までは持ちこたえて欲しいが。
此処に来て絶えず傍に居たがる。
だから大人しく寝ていない。
寝床から勝手に起きてきて徘徊してしまう。
日中は財務省が面倒を看てやれるからいいがそれでも体重があるので抱きかかえることは無理。
体は痩せてきても癌細胞が増殖しているので腹の腫れが顕著。
脾臓が破裂したら終わりなんで扱いが非常に難しくなってきた。
肺も圧迫させてはいけないしね。
間もなく訪れるであろう別れ。
何時まで一緒に暮らせるのかは解らない。


お前の最後を看取るまで精一杯看護するからな、

目一杯我儘しても良いぞ。