粗相
昨夜のことであった。
帰宅すると財務省はまだ仕事中で家に寄っていない様子。
シャッターが閉まっておらん、てことはぶうごんは庭である。
門扉を開けようとすると、、、、
すかさずぶうごんが飛んでくる・・・・・
「ヒャン、ヒャウ~~~ン!
父ちゃんお帰り、寒いから中入れてぇ~~~~!」
入る前にちぃ~~こは?ちぃ~~こせんで大丈夫か?
今行くか?
「ひゃん、ヒャン!
大丈夫だよ、早く中に入れてぇ~~~~!」
そうか、じゃあ中に入りなさい。
喜び勇んで玄関に飛び込んで寝床確保!
で、車を車庫に仕舞い、、、、、、玄関ドアを開けると
いつもなら寝床にいるはずのぶうごんが、、、、、
上がり框に上がって此方を向いて・・・・・うなだれておった!
お前何やってんの?
んん、何じゃこりゃ!!
タタキには水溜りが出現しておった!
水溜りは引力の法則に従い玄関ドアに向かって川が流れ始めておったそうな
・・・・・・・・・・・・・・・・・お前なあ、あれほど言ったろ!!
ちぃ~~こは良いのか?って、なあ、、、、これは何だ?
「父ちゃん・・・・・・・」
うなだれるぶうごんであった。
ま、掃除すんからちょっとどきなさい。
タオルをしこたま持ってきて吸い取らせ・・・・・拭き拭きである。
「父ちゃん、おいら・・・・・・・」
頭を突っ込んできてお目目ショボショボしとる。
解った、ほれ邪魔だから退きなさい。
「父ちゃん、おいら・・・・・・」
解ったから、ほれ退きなさい。
幸いに、毛布には染みこんでいない様子である。安心!!
掃除も終えて、消臭剤をシュシュッと散布して終了である。
やれやれ、、、、、、、
ご飯を上げて30分休憩してから散歩である。
支度して、
さぁ行こうか!
いつもならウンP袋持った瞬間に起き上がるはずのぶうごんが
起きないので手を差し入れて無理やり起こす・・・・・・
んん、ベストが何故に湿っておるのじゃ?
しかもちょっと、、、、ちぃ~~こ臭いな???
ありゃあ!お前、、、、寝床にもちぃ~~こしたんか?
・・・・・・・タタキまで貫通しているじゃないの?
どうすんの?
また掃除かいな?
やれやれ、、、、、、
70ℓのビニール袋数枚に毛布格納して・・・・
今夜の寝床どうすんだ?
毛布1枚じゃ足らんだろ??
「父ちゃん、おいら湯たんぽさえあればいいよ。」
今夜はもうパンツ穿けよ!