茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

掌踵膿胞症

かれこれ20年ほどお付きし合いしている病気「掌踵膿胞症」。
掌 : 読んで字のごとく「てのひら」です。
踵 : 読んで字のごとく「かかと」 です。
膿胞 : 読んで字のごとく膿が溜まるのです。
 
つまり、てのひらと足の裏に膿が出来る病気です。
不治の病です治療法はありません。
 
原因は?
金属アレルギーです。
体内に入った金属を体内組織が危険物と判断し、体の一番遠いところ・・・
つまり、掌と踵に追いやり、そこから廃棄するのです。
血液によって現場まで運ばれた後、体外に廃棄するためにはどうすればいいのか?
 
金属をリンパ液内に閉じ込め膿へと変化させ、膿が固化し瘡蓋になったら皮膚を剥がれさせ体外に廃棄します。。。。。う~~むなんてグッドなシステムだ!!
感心している場合じゃありませんよ。
膿胞化しているときは何の痛みもありません、膿胞化するまえにちょっと痛みが出るくらいです。これが瘡蓋となって剥がれる時にも痛み等まったくありません。
しかし、しかしですよ、この病気が怖いのはこの後です。
一度瘡蓋で剥がれた皮膚はまだなじまなくて硬いです、そこに次の膿胞が出来て・・・・瘡蓋になって剥がれる。まだ、皮膚が、、、、、そこにまた膿胞が出来る。
3回目あたりから皮膚が痛いのよ、歩けないほど。。。。。。
皮膚は干からびた魚の皮状態です、痛いです。
で、最近は足裏の土踏まずから場所を変えて足指の腹をターゲットにし始めた。
ここは痛いです、リンパ液も漏れ始めて塾塾するし・・・・・
まあ、水虫みたいに指の間とかには出来ないし痒みがないからまだいいのですが。
どうしてくれようか????この掌踵膿胞症!
治療法は?
有害な金属を特定し除くこと、体内に入れないこと。
 
12年ほど前に皮膚の病気で入院した時に足裏の荒れが水虫じゃないか?
と思って診察を受けたらNoh~~
「水虫ではありませんこれは金属アレルギーです、すぐテストを」
って、女医さんに強制的にアレルギーテスト受けました。
背中をマジックインキで碁の目を描かれ
「定規が無いとまっすぐ線引けないのよねえ、難しいわぁ」
(おいおい、キャンバスじゃねえぞ)
 
この女医さん、手術して縫合した箇所に血が溜まってしまったので抜くのに糸をプチプチ切り、麻酔無しで揉みしだきブルーべりジャムを取り出されたドS先生です。
おかげで悶絶させられました、麻酔無しで傷口を揉みしだかれるのって・・・・・・
脂汗って本当に出るんだなぁって思いながらお仕置きに耐えていたけ。
すんばらしいことに患部にタッチする指の動きの艶めかしいこと、、、、
この指の動きに騙されて痛い目に遭うんです。
 
金属のパッチを50個近く貼り付けられ・・・・・
じぃっと待つ事そのまま2日、結果が出ました!
(入院中だから出来ることだ)
身体に有害な金属とは?
鉛、亜鉛、銅、・・・・・・・・・・・・・・・・
特に金、プラチナ、パラジウム、ニッケルに強いアレルギー反応を認める。
??????ニッケルやクロムなら解る、、、が、金、プラチナにってか!
パラジウムって・・・・歯の治療に使うじゃねえか!
あれが、原因かい!!一杯詰めたがな。
身体に無害な金属は鉄・チタン・銀・の3つだけであった。
なので、以前虫歯治療した歯の金属を全部剥がし新たに925シルバーで被せた。
・・・・・・・かなり鎮静したんですがそれでもまだ発生する。
何でぇ?どうして?
それは意外なところで気がついた。
眼鏡ってほとんどがロジウムメッキです、なので眼鏡のツルが触れた場所は炎症を起こす。対策は収縮チューブで覆うこと。
それで、以前あつらえたチタン製の眼鏡ならよかんべと掛けていたら・・・・
え、炎症が・・・・・はぁ、チタンであるぞよ。チタンよお前もか!
そうなんです、これで身体に無害な金属は鉄と銀だけになりました。
カルシウムは筋肉を動かすのに必要な金属です・・・これも駄目。
生活上の物資、薬品に含まれるアルミウム・・・これも駄目。
パパさんが今必要としている亜鉛・・・・これも駄目。
やれやれ、どうやって暮らしていこうかの?
なんて思いながら今日も足指腹の瘡蓋を剥がし・・・・・・
これ集めて製錬すれば金やプラチナが・・・・・
あかん、どんだけあつめればいいの。
!こないだ詰めたプラチナ・・・・アレを。。。。。
駄目です。そんなことしたらまた出血します。
だめかぁ?
駄目です、絶対に駄目です。