茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

4月13日

本日はヤクがもう直ぐ切れるので病院で処方箋を頂きに・・・・・・
しかし、このヤク(降圧剤)処方すると心臓が、、、、、
階段3階を上り下りしただけで心臓バクバク、痛いのよねえ。
でも飲んでいないと血圧が、、、、、、
さあて、出かけますか・・・・・・
 
コンビ、「お父ちゃん、早く日当(オヤツ)ちょうだいよ、仕事行かないの?」
んん、今日は病院だからまだ行かんよ。
「え!宴女医?おいらも行きたいなあ・・・・」
駄目、今日行く病院には女医さん一人もいない。
「ちぇっ、残念だな。。。。。」
 
 
 
さて、病院に着いて診察券に保険証を添えて受付。
待合室にて待つ事30分、診察室に呼ばれる。
血圧測って 左H155L100、右H140L90・・・・・ひでえ数字!
「調子はどう?血圧も手帳見ると120台~140台で安定しているし。
 良いんじゃない、他に変わったところは?」
右手がどうも、、、、10kgくらいの物持って100mも歩くと痛くて痺れてくるんですよ。
左足も感覚が・・・・ジンジンして焼ける感じがするんですよ。
「う~~ん、出血したところは椎骨動脈の脳幹付近なんで神経や細い血管が沢山あるところだから。出血に伴い神経等に影響及ぼしたんでそよ。それにこの場所は手術で悩むところなんですよ、クリッピングでも何処で塞栓したらいいのか悩みますし。バルーンテストもやったんでしょ?」
やりました、あれは出血時の痛みよりもバットで思いっきりぶん殴られた感じでした。痛かったなあ。。。呼吸が止まりましたから!
「そりゃそうだよ、今迄循環していた血流を止めるんだから、筋肉が一瞬にして停止するので物凄い痛みが出るんだよ。でもそれをやって確認しておかないと後々が大変なんだよ。椎骨動脈をどの位置で塞栓するか何箇所かバルーンで止めてでテストしたはずだよ。脳内動脈はウィリス動脈輪といって頚動脈と椎骨動脈は脳内で輪状となって何れの血管が停止しても全部の脳に血が回るようにはなっているんだけど脳以外の血流まではテストしてみないことには・・・・・・だから手術後の後遺症もなるべく出無いように考えて手術するんだけど、手術して3ヶ月かぁ?手術の後遺症はスチール症候群が考えられるけど、ちゃんと考慮して塞栓しただろうし、、、半年内で収まれば後は大丈夫なんだけどねえ。もう少し様子みましょうか。このくらいの後遺症で済んでよかったんじゃない。
で、右手かあ、痛みと痺れは手術してから?」
はい、以前は心臓よりも高い位置に手をあげた瞬間に痛みがでましたが、今は痛みと痺れはだいぶ治まりました。が、まだ時折痛みがでます。
「どれどれ、ちょっと握力測定してみようか?利き手は右ですよね。
右 : 50k 、左 : 48k、結構あるじゃん、これでも力出ないの?
で、肘と力加減を・・・・・・・」
以前は60k越えていた記憶があるんですが。
「これだけあれば大丈夫だよ、平気だよ。
で、次は腕と肘みようか?」
左右の肘を引いたり押したり回して・・・・・様子を見てもらう、ついでに筆で手足の感覚をば。
「皮膚感覚は表からは特に異常は認められないなあ。これももう少し様子を見ましょう。先ほども言いましたが半年で後遺症が収束しない場合はその後も永遠に続きます。それまでに頑張って治しましょう!」
 
とゆうお話でした。
さあ、ヤクを受け取りに薬局まで行くのである。
 
ウィリス動脈輪とは?
脳内動脈は左右横の内頚動脈(前動脈)各1本と椎骨動脈(後動脈)2本、都合4本の動脈で脳内を循環させています。
内頚動脈は首の横から上にあがり脳底に入っていきます。
椎骨動脈は頚椎の左右に沿って上がってきて脳内底部に入り1本の動脈になりその先でまた2本に分かれます。この内頚動脈と椎骨動脈の枝が連絡し形成されたて輪(リング)を形成します。
構成される動脈は内頚動脈の枝は前大脳動脈、左右の前大脳動脈を連絡する前交通動脈、中大脳動脈、椎骨動脈の枝からは後大脳動脈、中大脳動脈と後大脳動脈を連絡する後交通動脈で動脈輪を形成します。
大脳動脈輪は脳の様々な場所へ血液を均等に分配していますが、正常では血圧が等しいので大脳動脈輪の左側と右側との間で血液の交換は殆んど行われていないそうです。
この輪状の動脈でどの部位の血管が損傷しても血流を確保するシステムだとか。(でも内頚動脈損傷して大丈夫なの???)
椎骨動脈は脳底で合一し1本の血管になってまた2本に分流しても左右の血は混合しないとか!(が、今回は片方塞栓したのでちょっと逆流する感じかな?)また椎骨動脈瘤の出血による後遺症としては下肢への後遺症はまず考えられず、主に目や顔面神経に影響を及ぼすそうです。
(確かに左眼に影響及ぼしているわい、右目の涙が勝手に出てきて止まらんわい)