茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

ちゃんばぁ~~

え~~本日は超暇なんで、、、、電話も掛かってこないしぃ。
 
例によって画像の無い講習会でも。
(設計図、スキャナで取り込んでみたもののブログに画像添付できないのよ。)
なので、、、、頭の中で創造豊かにバイクのチャンバーを重い浮かべてください。
 
まず、チャンバーを大きく分類しますと
A : エキゾースト
B : ダイバージェント
C : ストレート
D : コンバージェント
E : テールパイプ
に分けられます、これにあとはサイレンサーでつね。
 
Aのエキゾースト部分は排気ポートのピストンからの距離です、ここから膨らみ始めるまでの距離がエキゾーストです。
Bのダイバージェントとはエキゾースト最終部分から膨らみはじめて最大直径になるまでの距離と角度です。
Cのストレートとは膨らみの最大部分を保持した長さです。
Dのコンバージェントとはストレート最終部分からテールパイプの始まりまでの距離および絞込みの角度です。
Eのテールパイプとはコンバー・・・最終部から排出最後部までの長さです。
 
さて、エンジンの基本特性を決めるのは?
エキゾースト + ダイバージェント長÷2
およびダイバージェントの角度と直径です・・・これを“X”とします。(ダイバー・・・全長ではありませんよ)
最大直径はピストン直径の1.5~1.75倍が理想ですよ。
そして反射波の形を決定するのは?
ダイバージェント長÷2 + ストレート長 + コンバージェント長÷2 です、これで反射波が決まります・・・これを“”とします。(コンバー・・・・全長ではありませんよ)
ほんで、排気圧力を決定するのがテールパイプの直径と長さですよん・・・・これを“”とします。
 
 
ここからが本題
X が短いほど高回転型になります、しかし限度があります。
低回転のエンジンは低回転のエンジンでしかありません、高回転のエンジンに合わせてこその設計ですからね。
Y も拡大角度、最大直径、絞込み角度に左右されます。
直径を大きく、角度大にすればトルク型ですがこれにも限度があります、まして外形が大きくなりますと容積と重量が馬鹿になりません。
Z は直径を大きく長さを短くすれば排気ガスの抜けが良くなりますがトルクがなくなります、かといって小さく長くしますと排圧が大きくなりすぎてシリンダに戻す力が大きくなりすぎて今度は異常燃焼につながりエンジンに重大なダメージを与えます。
 
 A・B・C・D の容積が排気量の10~15倍あれば桶ですよ。
 
いちばん簡単なのはスクーターのチャンバーを加工するのが一番です。
安いのは中身がドンガラで軽いし、高いのはチャンバー内に消音材が入っていたり2重構造となっていたりしますので取り除くのが大変なのよ。
 
 
242でしたらピストンの直径が42mmなんでストレート部分の直径が63~70φあれば桶よ!
エキゾーストは25φのパイプで長さを100mm位
ダイバージェント部を25φ→70φまでの長さを250mm位
ストレートを長さ50mm位
コンバージェントを70φ→15~20φくらいで長さ120mm位
テールパイプを長さ150mm位
トータル全長が670mm・・・・・・こんなもんか?
内容積は・・・・・計算面倒!
で作製出来ればいいのですが。
 
頭のなかに重い描けました?
白い紙に描けましたか?
さあ、貴方も暇を持て余しているのでしたらチャンバーを作成しましょう。
今所有している機械のパワーと伸びに不満があるのでしたらチャンバーを付けるべきです。
すんばらすぅい音色を奏でましょう!!
蓮倶様の15000rpmの読経はすんばらすぅいです。
まさしく、ハスクミュージックといえます。
皆、その音色に鼓膜を撃たれ感動しますので・・・・・・