ぶうごん怨女医!の巻
土曜日のことであった。
帰宅するとぶうごんの熱烈なハグにあい・・・・・・
宥めで落ち着かせ、表で機械弄りをしていると、、、、、
ぶうごん、遊ぼうって寄って来る。
いなして無視していると今度は齧り攻撃!
最近頭をブルブル振るのが多くなったな?
ぶうごんを捕まえて耳の中を覗くと・・・・・・
ありゃぁ!化膿している。
こりゃぁ大変病院だぞえ。
ぶう、耳痛くないのか?
ぶ : 「父ちゃん耳痒い・・・・」
そうか、じゃあ行くか?宴女医?
ぶ : 「宴女医、行く行くよう。早く行こうよ」
颯爽と車に乗り込み出発準備Okayなぶうごん。
病院は、来客の車輌2台・・・・・空いていそう。
駐車場から病院まで150mをフンフン攻撃しながら到着。
受付で診察券・・・・無い!
こないだのバッグの中だ。
ぶ : 「父ちゃん何やってんのさ、早く受付」
診察券が無いんだよ。
受付 : 「あら、ボブ君今日はどうしたの?」
ぶ : 「ヒャン、ヒャヲ~~ン。ウォン!!」
受付 : 「そんなに興奮しないの?で、何言ってんのかな?」
早く受付しろって、診察券忘れたんですが。
受付 : 「じゃあこの紙に必要事項記入してください」
はいはい、書き込みね!
ぶ : 「父ちゃんどうよオイラも顔きくでしょ?」
顔が利く?お前の場合暴れまくりだから皆覚えているのさ。
受付の壁に指名手配犬リストがあってな、この犬が来たら要注意!
ってあるのさ。
ぶ : 「父ちゃん本当?可愛いから覚えてくれていたんじゃないの?」
可愛い?だれが?
ぶ : 「へへぇ、オイラさ」
馬鹿ぬかせ!
待つこと5分
ボブ君こちらへどうぞ。
若い診察医に呼ばれる。
ぶ : 「父ちゃん、帰る!女医さんじゃないじゃん!!」
こら、耳、耳を診察するの。
ぶ : 「やだよ、女医さんじゃないもん、帰る。」
耳腐ったらどうする?
デロデロに爛れて腐っちゃうぞ。
ぶ : 「やだよ、可愛いっていわれなくなっちゃうもん、やだ」
じゃあ看てもらおう。
ぶ : 「女医さんじゃないんだもん」
まだそんなこといってんのか!
診察医 : 「今日は?耳が・・・・・どれどれ、ありゃこれは大変だ。
掃除して消毒しないと、左右ともか。」
耳の中を覗かれ・・・・・
診察医 : 「じゃあここで待っていてね、副院長!」
豪腕で鳴らす副院長登場
副 : 「どれどれ・・・・・あ~あこりゃいかんな、化膿している」
綿棒にアルコールを染み込ませたやつで耳をグリグリと数回。
副 : 「ほら、ボブ君こんなに汚れているぞ、綺麗に掃除して薬
を注入するぞ」
ぶう : 「先生痛いよ!もっとやさし~~く出来ないの?
女医さんならやさしくしてくれるのに・・・・・・
今日はオイラの担当医も他の女医さんだれもいないじゃん」
副 : 「んん、今日はみんなお休み。悪いねえ野郎ばかりで」
ぶう : 「期待していたのに・・・・宴女医!これじゃあ怨女医だよ!」
副 : 「つべこべ文句言っていないで・・・・はい終了!
帰りはそこから出ろよ、暴れるなよ」
ぶう : 「へぇ~~~んだ、」
支払いを済ませ・・・・・・表に出る。
ぶう : 「父ちゃん今日は散々だよ、宴女医したかったのにあんな
副院長につかまって、これじゃあ怨女医だよ。」
副院長は名医だぞ!
ぶう : 「父ちゃんオイラは女医さんが良いの。今度は前もって電話
して女医さん予約してね」
はぁ、予約・・・・・・女医さんを?