茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

エア・インジェクション

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ハスクバーナのパテントにはエア・インジェクションなるものがあります。
エア・インジェクション?
フライホイールのクーリングファンによって起こされた送風をダクトでキャブレタ室に送り
キャブ・フィルターにゴミを付きにくくする装置です。

それがどうしたの?

254XPは大きく分けて前期型、後期型に分かれます。
前期型は3型、後期も3型くらいに分かれます。
前期と後期の大きな違いはエアインジェクションが付いていないか、付いているか。
オイルポンプが垂れ流しかアイドリングストップか。
おおまかにこの部分が変更になっています。

エアインジェクション、この装置本当に便利です、フィルターの掃除回数が激減します。
付いていない機種は毎回掃除しておかないとフィルターに細かいゴミが蓄積していきます
→混合気が濃くなる→吹けが悪くなる→エンジンにはいい事ではない。

そしてもう一つの利点
エンジンが必要とする空気を強制的に過給出来ること!
過給?
そう、過給システムも備えているんです、キャブレタ室はゴミが入らないように密室化
していますのでエンジン全開していると酸素が足りなくなる
(実際にはそんな事ありませんが)
エアインジェクションは十二分に酸素を供給出来るんですね。
実はこれヨンザレッドのターボシリーズも同じシステムです。
ヨン様、ターボと謳ってもノンターボ、しかし鋭い吹けあがりですよ。
だから後期型のほうが長時間使っていてもエンジンがタレないんですね。
ハスクグループとしてはポーランも採用しています。




今回エアインジェクションの付いていない前期型をばらしていて・・・・
汚れたクランクケースを綺麗に掃除していると・・・・
何と、クランクに取り付け穴があるじゃないですか!
・・・・これは、エアインジェクション仕様に出来る


で、ミラカ様のHPへ


503543701 プレート $9.1
503204006 スクリュ $3.5 X 2
503542602 エアジェット $24.58
503543801 グロメット $9.11
右上のパーツ群です。


合計$49.71 送料は$15くらいか?
このパーツだけでエアインジェクション仕様になるのであった!



しかし、厳密に言うとフライホイールのフィンの大きさが若干違う
(風量が若干落ちる)

シリンダシュラウドにグロメットブンの切り欠きが無い・・・
(エアジェット分のエグリが無い)
のであった。
まあ、フライホイールはそのままでOKだし、シュラウドは切り欠きを入れればOK!

う~~~む、魅力的な、実用的な改造じゃわい。