茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

ヘンテコなヤスリGoofy

このところ病み付き状態のヤスリ、グーフィ

切れ味が良くないBPをすんばらすぅい切味にしてくれる!!
針葉樹を斬るぶんにはそこそこ斬れても広葉樹だとじれったくなる。
今回お試しで入手したのでBPを磨いでいますがこれが中々と良い結果を出してくれています。
以下は管理人の勝手な推察です。

①横刃にはフックを造らない事、基本は90度の絶壁。

②コーナーエッジ内側(上刃と横刃の接合部分ね)を完全に磨ぐ事


何故フックがいけないのか?
樹木を横斬りするとき上刃はデプスの差の分だけ繊維を剥がして削って行きます、この時横刃は上刃が削ったオガの根元を断ち切っていきます。
通常上刃が一瞬早く動いて行きますがグーフィで磨いだ場合においてはコーナーエッジが頂点となりますので上刃と横刃が同時に繊維をすくい取って行きます・・・・・すくいノミです。
この動作をさせるのにはフックを造ってはいけないんです。
通常の磨ぎですと切り出し小刀いや平の彫刻刀でしかありませんがグーフィで磨ぐことによりすくいノミと化します。

コーナーエッジを・・・・・
○で磨ぐとゆうことは、上刃を主体に磨ぐことで横刃は副になります、トッププレート・フィリングアングルの角度を決めフックにならないよう手元を下げ磨りますね。
○で磨ぐとコーナーエッジはヤスリが通過したとおりにしか研磨出来ません。
形状が○ですので当然円形にしか磨げませんね、しかもサイドエッジ付近は見事な壁状態。
横刃にフックが出来てコーナーエッジは横刃の厚みのままです。
○で平面を磨ぐんですからどこかに無理が生じます、無理とはすべての部分です。
現在試している角度は、新品でしたら・・・・
コーナーエッジに対して、まず垂直から30倒して、水平から下に40度ほで下げて、しかもドライブリンクの中間を狙って磨ぎます。
つまり3次元の磨ぎを一度にこなします(爆)
言葉では説明難しいですが自分で実践すれば理解出来ます!!


このコーナーエッジ内側をグーフィで掻き流して磨ぐ事によりエッジ内側はエッジ外側を頂点として
鋭く角度をつけて直線的に研磨されます。
これにより上刃と横刃が同時に掬い取った繊維を抵抗無く後へ進ませる事になります。


また、上刃と横刃の同時切削作業によりトッププレート・フィリング・アングルの角度は通常の角度を必要としなくなり、30度前後から15度前後となります。
30度にしちゃうとあまり良くないようです、せいぜい25度あたりかも。