茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

修理とは果てしなく終わりの・・・・

あっけなくエンジンが掛かったハスク42でしたが・・・・・

今日も昼からせっせと整備中、掛かりはいいのだが・・・・暫くするとエンジンが止まってしまう
エンジンを掛ける・・・暫くするとエンジンが・・・・の繰り返し。中速~高速は申し分なし、吹けあがり最高!しかしアイドリング~中速域が駄目!もしかして?もしかすると?思い当たるフシが一つだけ
プラグを外し排気ポート側を覘く・・・・此方はなんとも無い!マフラーを外しインテークポート側を覘く・・・・そこで見たものは!予想どおり無数のたて傷・・・・それほど深くはないようだが。やはりエンジンの不調はこれが原因の様子、国産のエンジンなら何て事ないレベルの傷もハスクには重症に近い傷なのです。(シリンダーとピストンのクリアランスの関係か?)
早速キャブレタを外しついでに分解清掃、シリンダーを外し(嬉しいほどの汚れ!)研磨開始!
400番で丹念に横斜め横横斜めと縦傷が見えなくなるまで暫く研磨、シリンダーにこびりついたピストンのアルミを落とす。シリンダーはクロームメッキですので多少強くペーパーをかけても大丈夫!
しかし、メッキ以上まで傷がいっていたらそのシリンダーは駄目です。今回は小さな傷でしたので再利用できました。
キズを研磨して次はピストンである。こちらはアルミですので綺麗になるまで研磨したら使い物にならなくなってしまう。シリンダーとピストンのクリアランスが大きすぎると駄目!程々にね・・・・失敗したら¥12000ですよ!ピストンリングも軽く研磨(エッジの角を落とさぬように)出来れば交換したいのだが。ついでに排気ポート、シリンダヘッド、のカーボン除去作業。終わったら組み付け・・・・
ついでにクラッチ側も、え??????これは?何とスパー仕様!リム仕様じゃない!スパー仕様初めて見ましたぞな、パーツリストにはあったが本当に存在したんですね!しかもオイルポンプカバーどうやって外すの?クランクシャフトと一体だよ?ハスク340と同じ形状だ!う~ん?よく見ると打ち込んであるみたいだ?専用工具(プーラー)が無いと無理の様子。スパーだと部品が高い!歯が磨耗したらアッセンブリで交換、リム式みたいにリムのみ交換が出来ない!(この差が大きいのよ!)
パーツリストを見るとウォームギヤを駆動する4本の爪が無いタイプのリム。ベアリングは旧型新型とも同じ品番・・・・・ドラムのみの交換で済みそう。ふ~んウォームギヤ部分だけが形状が違っているあとは全部品番同じだ!でもリストはアッセンブリでの供給だった!
(新しい型のドラムでも爪を削れば使えるかも?)

全て終了したら夕方になっていた!傍らで寝そべっていたコンビもご飯と散歩の催促。

まだ終わらないの~早く散歩行こうよ! byコンビ

本日はこれまで・・・・・さあ、明日はお楽しみ・・・・・