茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

思い出

もうすぐ8月も終わりですね!

この時期になると思い出すものとは

簗・・・です。
お解かりの方います?

川をせき止め(とゆうか流れを変える)そこにスノコを張り川を下る鮎、鰻、などを
捕まえる・・・あれです。

父親が共同で簗をやっていた為子供の頃から8月にはいると簗普請!
鑑札が8月からおりるためです
当然痛んだ箇所を直さないと使用出来ない、暑い最中水中での作業とはいえキツイものがありました
9月に入ると台風が来るため増水・・・・もう1日簗に張り付きでした
増水した川ですから当然ごみも流れてくる・・・・スノコに付く・・・水切れが悪くなる
スノコのゴミ落し、張替え・・・重労働!時間が掛かると収穫が落ちる

鮎、鰻、その他は鯉、鯰、ウグイ(マルタ)など
珍しいのはハクレン(何故中国の魚が?)なんてのが、虹鱒、山女、岩魚も
おっと忘れていました秋味(鮭)、藻屑蟹もです

9月後半になると落ち鮎になり、オスは売り物にならない!(サビが入る為)
鰻も天然物は養殖なんて目じゃない!500g~1kgがざら!
なかにはゴマウナギなんてのも!

鯉も1kgサイズが標準、でもあまり売れない為我家の池で飼うことに・・・
鮭も川を上り始めるとアブラが抜ける為身は食えたもんじゃない、じゃあ何を
食べるの?・・・卵です!でも成熟しすぎてかたい!

一晩夜通し簗番をしてお駄賃を頂き魚をたらふく食べるのが楽しみでした!
鮎の友釣もやりますがあまり・・・

やはり投網か簗に限ります

因みに友釣の仕掛けはちょっと一風変わっています
竿は6Mで何と!リールを使用します(久慈川スペシャル)
タモはカヤの木で作製、鮎を入れて移動するタケスポもモウソウチクで作製
もちろん鮎を入れる容器もモウソウチクで作成・・・
あとは菅笠と草鞋で完璧!

我家では
鮎の串打ちと焼き
鰻は捌けないとたべさせてもらえませんでした。

でも天然鰻、アブラがのって美味しいけど皮がなんとも硬い!
韓国ではなめして革製品を造っていますが