茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

彫師!

この連休、かなりの時間がある。
竿師ぱぱさんに対抗して・・・・・・・・
彫師と参る!!
彫るブツはこれ。
前回はスロット10mm→12.4mm加工。
さらに12.4mm→14mm加工、とスロット拡大しておいた。
イメージ 1
390XP用にと参拝したが加工するのが面倒。

これをケガキ線まで10mm削る。
当然ゲージの溝は深さ10mmほどなので彫る。
これは上部のOregonの卒塔婆からけがいたライン。
実際にはもっとふくよかな死んだ岩の値切り卒塔婆でけがいた。
ほんじゃ彫るべかの。

彫るにあたり・・・・・・・・
用意するものは、
ヂスクサンダー:普通にディスクサンダー。
足踏みオン/オフスイッチ。
薄々ステンカッター1.2mmと1.5mm、木工用研磨用ヂスク。
万力(ベンチバイス)。
以上!
あ、腰掛椅子もあれば楽かと。
それに卒塔婆に傷をつけたくなければ養成テープなんぞ。

お断り。
これは常道を逸脱した行為ですので
真似はせぬよう。
真似をして失敗や怪我をしても
責任を負いかねますので。
あくまでも読み流してください。

まずは卒塔婆を万力に挟む。
これは鉛直を出すのと固定するため。
両手でグラインダ握り片足でスイッチ入れながら削るんで卒塔婆を固定せにゃあかん。

グラインダーに最初は1.2mmをセットしたらゲージに挿し込む。
足踏みスイッチでチョンチョンと電源入れて切削、溝を彫る。
従来の溝がガイドラインとなりまっすぐ下に彫れる。
10mm彫下げたら仕上げに1.5mmでなぞる。
これで溝彫は終了。
感嘆でしょ。
先に溝を彫る。
この順序を逆にすると溝を彫るのが難しいのがお分かりかと。

次は木工研磨用をセットしてけがいた線手前まで削る。
一気に削ろうとすると加熱されて鈍るので注意が必要。
普通に鉄工用だと加熱され過ぎなので木工用を使う。
その分時間が掛かるが1時間も掛かるわけでもないしちまちまと削る。
さて、けがいた線まで一気に削らない。
あくまで2mmほど残す。
何故なら仕上げで水平を出すため。
何度も何度も何度も水平状態になるやう確認して削る。
それでも片手切削研磨するんでどうしても水平が出ない。
よって仕上げはコンクリートでゴリゴリと引きながら削る。
最終仕上げはダイヤモンドで削る。
ここダイジあるね、水平をキッチリと出す。


仕上がりました。

Oregonの卒塔婆はここまで減っていたんだわ。
およそ4mm~2mm減っておる。
歪んでいたし、摩耗もすごかったし。
修正研磨したらこうなった。
イメージ 2


両並び。
どうですこのふくよかさ・・・・・・・・・
Oregonはもう枯れているね。
修正研磨したら・・・・・・・
左右対称になってはいない。
片方でしか切断していなかったからねこうなる。
イメージ 3
MS084に載せる。
イメージ 4

卒塔婆上面余裕ですね、404P載せても15mmは空く。
卒塔婆の厚みがあるんでチェンキャッチャが・・・・・・
卒塔婆の厚み6mmが理解できますか?
溝は狭く見えるが1.6mmですよ1.1mmじゃありませんよ。
ちなみに2mmゲージだとちょうど1/3になりますね。
厚さ6mmなので25”(実際は21”相当)でも劇重!
36”卒塔婆と変わらないかと。
これで捨てようかとおもてた津村の卒塔婆が活用できましたよ。
イメージ 5
数珠は404P、063GなのでStihlのRM/Hが載る。
動いたら値切りカバー取っ払ってカスタマイズせねばなるまいて。

じゃ。


さあ、参るぞ!!