茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

2017.12.01 今年も残り1か月ですよぱぱさん、、、、、、

12月1日だべや。

今日はBobの命日。



Bobが亡くなって4年が経った。

早いものだ。

昨日のように思いだされる。














11月の26日だったか突然の真っ黒な御萩をこしらえた!
んだこの色は?
いまだかつてない真っ黒けな御萩だった。
真っ黒?
鉄のかほり。











血便か??
としか考えられない。
完全に真っ黒で血が混じっていないから胃袋から前だな。




どうりでここ1か月体調が悪いはずだ。



夜間救急病院へ電話。
やはり血便らしい。
唇の色を聞かれた。
唇は血色もなく真っ白に近い。
急いで予約して病院へ向かう。
来院するのはどれも急患だ。
夜間救急だからね、それでも予約しておけば多少早く観てもらえる。
ひどい貧血ですね、体力的にCTは無理ですので点滴しか出来ません。
最悪輸血ですが・・・・・・
在庫も無いしお金がかかりますが?
ここは診察してから治療の料金をざっくりと提示される。
金額を了解出来たら治療開始。
高いが・・・・・・気にしておれん。
早急に治療を依頼。
では預かりますが朝には受け取りにきてくださいね。
当院は夜間のみの営業ですので。
夜間救急なので平日はやっていない。
一晩の入院しかできず朝方引き取りに行く。
相変わらずヒャンヒャンと啼くヘタレBobが居た。
元気になったじゃんか。
唇は幾分血色が戻っていた。
真っ白だったのにほんのりとピンクになった。
そして、夕方かかりつけの病院へ入院。
それから金曜日の夕方見舞いに行く。
だいぶ体調は良くなっていたが、、、、、、、
痩せたな。。。。。。。
点滴のチューブが痛々しい。
病室にてヒャンヒャンと泣きわめいていたそうな。
あ、とうちゃん!
帰りたいものだね。
おいらもうここは飽きたものだね、帰りたいね。
赤血球濃度はかなり上がりましたが依然として軽い貧血状態です。体力的にCT掛けられませんのでどこで出血したのかは不明ですがおそらくは食道から胃部でしょうね。普通に過ごせますので退院しましょうか?
と、ゆうわけで土曜日に退院。

半夜入院で8諭吉、5日入院で7諭吉だったか。
保険が無いからね、きついものだね。
いやあ、1週間ぶりの娑婆は気持ちがいいものだね。
おいら病室に押し込まれて辟易していたからね、娑婆の空気はうめえ、、、、、
とうちゃん、どうしたのさ?
おいらの退院祝いだよ、さあ喰った喰った!
こんなに喰らって大丈夫なのかよ?
と心配するくらい喰らった。
今まで観たことのない嬉しがりよう・・・・・・
大丈夫なのか??
一抹の不安がよぎる。

足元にてファンヒータで温まっていたが・・・・・・

とうちゃん、もう寝るものだね。
2階へあがろうよ。
今日は添い寝じゃなくて父ちゃんの足の間で寝させてもらうね。
いやぁ、、、、、、我が家は良いものだね。
病院は味気なくてつまらないからね、我が家は良いものだね・・・・・・
くっかぁ~~~~~
すぅっぴぃ~~~~~
っと寝息を立てて寝てしまった。


夜半であった。


















んげぇ~~~~~
おっううぇぇ~~~~
ごぼごぼ!
っと吐く音が・・・・・・・
ほらみろいわんこっちゃない。
暴飲暴食すっからだよ、まったく。
暗がりに広がる吐いた食物の数々。
まったくよくも吐いたもんだ。

明かりを点ける。








んだ、これは!!
拡がる血の海に喰ったものが点々と。




血。
血かよこれ。
鮮血の海だった。
・・・・・・・・・えらいこっちゃ!
どこで内出血しているのかは不明です。
おそらくは食道から胃部だと思われます。
今現在は瘡蓋等で一時的に止血されているものと思われます。
検査しようにも体力的に無理ですので確定できません。
もし、万が一吐血するような場合があっても手当は出来ません、そのまま最後を看取ってあげてください。

退院時に担当医から言われた言葉がよみがえる。
もう、駄目か・・・・・・・・・・

とうちゃん、水飲みたい。

シリンジで飲ませた。
どんくらい飲むんだよ?
250ccは飲んだであろうか。
腕枕してよ、おいら寝たい。

そのまま朝を迎えた。

お婆ちゃんが来るから下に降りたい。

この期に及んでもお婆ちゃんかよ。
ほれ、抱っこな。

階下に降りていつもの寝床に入れてやる。
湯たんぽだぞ、ほれ。

あったかいや。
湯たんぽを抱きかかえるように丸まって寝ていた。







・・・・・・・・・・あ!
お婆ちゃんだ!!
とうちゃん、お婆ちゃんが来たから逢いたい。

意識が混濁してもお婆ちゃんの手押し車の音だけは聞き取れるらしい。
最後の挨拶だな。
お婆ちゃんに逢わせる。


そして午前8時頃だったか・・・・・・・・
うめき声を発し始めた・・・・・・・・
病院へ行くか?
でも、もう駄目だろうて。
車で行っても体力が、、、、、、、、

一丁いってみるか。
病院を急患予約して走る。

途中でうごめき動き回るBob.
動くな、傷口が・・・・・・・

いつもの駐車場は一杯、離れた駐車場に停めて抱きかかえて歩く200mの距離。
信号が長い、、、、、、、、
クゥ~~~~~~と啼いていたのだが。


 


突然Bobの頭がガクっと垂れた!!

しっかりしろ!!

とうちゃん、、、、、、おいら、、、、、、、
しっかりしろ、病院だぞ。
道路を渡り病院へ・・・・・・・
診察室を開けてくれていたので速攻で診察室へ。

すでに、手遅れとゆうか信号待ちの時点で意識は無かった様子。
診察台の上で痙攣が・・・・・・
AED掛けます。
奥のICUで蘇生させること10分あまり。





駄目でした。

ご臨終です。


今でも蘇る言葉。

少し待てますか?
体清めて納棺しますので。
意外な申し出だった。
言葉に甘えて待つ。

納棺してもらい帰宅途中の寒桜が綺麗だった。