茨城の御前山にて暮らす。

気が向いたら適当に書き散らかしています。

ちゃどくが

それは今朝のことであったそうな。

いつものごとくケリアの徘徊に付き合おうかと・・・・・・・・

駐車場際の山茶花の植え込みの葉っぱに細かな糞を見て取れた。

糞、糞って・・・・・・・・・

山茶花なんちゅう木の葉っぱを喰う虫なんて早々おらんよ。

ちょとまて!

山茶花に盗り憑く虫って・・・・・・・

あの最悪の虫か。

糞の上を見上げると・・・・・・・・

そこには沢山の毛虫が玉を造っておったそうな。

あっぎゃぁ!!!!!!!!

チャドクガだべや!

うっそぉ!!

最悪の毛虫たよこれ。

巣は一つならいいのだが・・・・・・・・

確認すると10数か所に居たそうな。

うっそぉ!

やばくね????

ケリアの徘徊どころじゃない、早々に切り上げて帰ってきた。

 

さあてどうやって対峙すっかな。

チャドクガ、普通の毛虫と考えてもらっちゃ困るのことよ。

毒針毛なる恐ろしい武器を装備しているんだなこれが。

毒針毛ってなんだ?

読んで字のごとく毒針を装備しとるんだわ。

まず、毛が付いた卵を素手で触っては逝けない。

卵の表面には毛がびっしりと、それが毒針毛。

素手でさわったが最後、湿疹が出来3週間は搔きむしるそうで。

当然毛虫を触っても童謡。

ここからが怖い話になる。

脱皮した皮に残る毛や死んだ毛虫の毛が風に乗って漂うと・・・・・・

体の皮膚の表面にある毛穴に入り込むのだ。

毒針毛が毛穴に入り込むと湿疹が出来てあまりの痛さに掻きむしることのなるそうで。

やられたな?

と感じたら水で洗う、それから粘着テープで毛穴に入り込んだ毒針毛を抜く。

粘着テープが一番ですよ。

山茶花がとんでもない虫に盗り憑かれたね、うん。

さあ、対峙だ!

この糞暑い中、フルフェースヘルメットを被る。

ツナギの上に雨合羽を着込む。

ゴム手袋をはめて隙間をガムテープでくくる。

あっじぃ!たまらんな。

この糞暑いなか流れ出る汗、それでも我慢だ。

ガスバーナーで枝についた毛虫を焼ききる。

山茶花がどうのこうの言っておれん。

片っ端からガスバーナーで焼いていく。

最後に地面をガスバーナーで焼いてお終い。

いやあ、とんでもない毛虫だったね。

酷道がわの山茶花の植え込みも表裏ともチャドクガが居ないか確認する。

こちらは居なかった。

こっちも居たらとんでもないことになるな。

やれやれ。